遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

安野光雅三昧

2012-01-27 | Weblog


図書館で…安野 光雅さんの本を借りて来ました。

絵のある自伝
文藝春秋刊


これは読み出したら止まらないのです。

絵だけではなく、文章もすごい!

安野光雅と言う人が 身近に感じられて…いつも読み返したい本です。


例えば、運動会の競争を……‥


[最近はビリが哀れだから徒競走を無くしたり、

みんなで手をつないでゴールインするという学校も出てきたらしい。

ばかばかしいと思う。

「満座の中を照れ隠しの笑いを浮かべながらビリを走る」

あのなんともいえぬ屈辱の経験が得難いものであることを知らないのだ。

…私なら子どもの前で言うだろう。

「このクラスには、早く生まれたものと、遅く生まれたものとの間には一年もの違いがある。

また、太った子もいるし足の悪い子もいるだろう。小学校の間はこの違いは大きい。

だから、一位になっても得意になるな。ビリでべそをかくような子ははじめから走るな

君たちを待っている社会は競争するようにできているのだ。

いいか今一等になるために走るんじゃないよ。

いつか大人になって一等になっても得意にならず、

ビリになってもくじけない、プライドを持つ日のために走るのだ」



まだ、読み始めたばかり、"お楽しみはこれからだ"
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花もて語れ

2012-01-26 | Weblog
片山 ユキヲ作
小学館

「花もて語れ」
1~3刊

先日、ラジオのトーク番組で片山さんの話を聞いて、すぐに取り寄せて、一気に読みました。
漫画で朗読を語っている本です。

私は、朗読初心者なので 胸に響く事ばかりでした。

取り上げられた本は読んだことがあるものばかりです。

やまなし
春と修羅
花咲き山

しかし、キチンと伝えては居なかったなあとあらためて思いました。

人前で声を出すことさえ出来なかったハルちゃんが、
感情移入して、イメージを聴き手に伝えます。
ドラマチックな展開に涙さえ出ました。ちょっと驚きです。

いつも、朗読会で…先生からご指導いただいていることを、再度、見直す機会になりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かもめ食堂

2012-01-24 | Weblog
久しぶりに「かもめ食堂」 を観ました

平成17年の作品ですが、全く色褪せてなくて、さわやか感動が蘇りました

映画を観て、感動してすぐに本を読んだのでした。

映画の中で主人公のさちえが、緑さんに

「明日でこの世が終わるとしたらどうしますか?」と聞きます。

考えあぐねた緑は 幸恵に聴きます。


   「吟味して材料を買って、心を込めて美味しいものを作って親しい人達と食べます。」

    と言うせりふがありました。



この映画は 自然体で有りながら、食べ物や人の心をすごく大切に描いています。

道具の扱いも、美しいのです。

映画の料理を担当した飯島奈美さんは今もご活躍です。

時々パソコンで…映画の料理を観て幸せな気分になります。

世界が、明日一日なら、じたばたしても仕方ないからね…

やはり美味しいものを食べるかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻・子に嫌われない十箇条

2012-01-22 | Weblog
今夜は、珍しく寝付かれず、ラジオをかけていたら…

NHK のラジオ深夜便で…三田誠広氏が 様々な歌について語っていました。


最後に、司会者に「妻・子に嫌われない十箇条」をご紹介くださいと言われて

語り始められたので、慌ててメモを取り始めたら、

三つで時間切れとなり、がっくりしました!

是非とも続きが聞きたいもの。



  一、小綺麗にする

  二、命令口調は止める

  三、 教訓を垂れない
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カーネーション

2012-01-21 | Weblog

揺れる心]

今週は、ヒロインの糸子の揺れる恋心を 繊細に描き出していました。

今まで、がむしゃらに<男してきた>糸子が周防 龍一に惹かれていく姿が、

キュートに 描かれていて、胸キュンでした。

このドラマは、すごい(^-^)v、侮れない。



背景を 入念に描くことで

ひとつひとつの シーンが際立つのです。

役者がセリフが無い時でも きちんと演技しているのを

いつも感じます。

カメラのはじまで みなドラマだと いつも思います。

これが演出力ですか?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

hm hm hm

2012-01-21 | Weblog
朝、もろこの押し寿司を作っていました。
…夫いわく
もろこ寿司はひと箱位でいいなあ。
…ふた箱つけるつもりよ(o^_^o)と私。

…夫いわく(かぶらの味噌汁をすすりながら)やはりよく煮ると味がしみて
うまいなあ、大根は。
…それ、カブラだよ(*^_^*)と私。


※結局、お寿司はふた箱で、ちょうど良かったのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安野光雅

2012-01-18 | Weblog
誰のお薦めだったかなあ?

ラジオかテレビで安野さんの本を薦めていたので

早速買って読み始めました。



元の職場が保育園なので、絵本ではお馴染みの方です。

あいうえおの本、旅の本などは…発売されたとき,

本当に驚きでした。

画期的でした。



FMのトーク番組(日曜喫茶室)でも常連さんで…

いつも人一倍親しみを感じています。

津和野に安野さんの美術館があるそうです。

いつか絶対行くわ。楽しみが出来ました。

まだ読み始めたばかりなのに、安野さんの温かい

人柄が にじみ出て 素敵です。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インドカレー

2012-01-18 | Weblog

ヨガ教室の後、ランチを楽しみました。

先生を含め四人でしたが、楽しい時間でした。

ほぼ、[はじめまして]の方が二人と 先生と私です。

ナンが美味しかったし、サラダ、スープとカレーと

ココナッツの入ったデザートは思わずにっこりするお味でした。



ホッコリタイムは久しぶりでした。

それにしても、良いメンバーでした(#^.^#)

全く利害関係のない、未知の方との出会いは…

シンプルでワクワクヽ(´ー`)ノ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

惹かれるのは…

2012-01-16 | Weblog

惹かれるのは…
厳しい自然の形
長い時間をかけて
生き抜くために生態を変える
生き物たち

マダガスカルの
自然を
垣間見て
命の神秘に
言葉を無くした。

億単位、千万単位の地形の変化を
数行で語るナレーション
隕石にぶつかり、氷河期を経て、巨大生物が絶滅した。
日々を 自然の脅威にあえぐ人々
人間も、きっといつか 一括りで語られる
痛みも、苦しみも、涙も…入る隙のない状況を語るナレーション。


[かつて
美しい青い星、地球には人類が繁栄していたが、
戦いを繰り返し、ついには滅んだ………。]
なんてことにならないように・・・


共存できないものなのか、世界中が争いを止めて、戦争を無くし、
食料や、燃料を分け合い、お互いの民族を尊重しあえば、
地球は滅びることなく、続くのではないかと単純にそう思う……。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カーネーション

2012-01-16 | Weblog
[新しい時代]
~1月16日放送~
きょうは、今までの気がかりが解決した回でした。
感動して号泣でした。

戦争で…深く傷つき立ち上がれなかった人達……息子を二人とも亡くした髪結いの玉江さんは失意のあまり寝たきり状態でしたが、奈津を救う事で…自分も前に進む決意をするのです。

糸子は奈津の借金返済の保証人になります。
借金取りを前に、近所のおじさん達が、強面を装い、糸子のフォローをする場面は…なんの台詞も説明も有りませんが、このドラマの優れた所だと思いました。

うちの近所にも、若い息子さんが突然亡くなり、玉江さんのように、寝たきりになられた40代のお母さんが居ます。三年めでやっと 少しずつ起きあがれるようになったと聞きました。
人の辛さや悲しみは 身体能力さえ奪います。

どんな逆境にあっても、今を生きるために明日への希望を紡がないと、前に進むことが出来ないのですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同じ質問、それぞれの答え。

2012-01-15 | Weblog
■愛読書
安野 光雅
宮部 みゆき作品

■朝すること
ラジオ体操
フラフープ

■……人に伝えたいこと
あきらめちゃいけない!


■生きる理念
シンプルに
飾らずに

■最近あった嬉しいこと
「ラジオビタミン」への投稿が百発百中で読まれた事
(四回)
■リセットの方法
睡眠、観劇、映画、コンサート、読書

■家にある一番大切なもの
特に思い当たらない

■食べる上で大切にしている事
熱い物は熱いうちに
冷たいものは冷たいままで
おいしい物をおいしく食べる
間に合わせや残り物を食べない
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「わたしの暮らしのヒント集」

2012-01-15 | Weblog
暮らしの手帖社刊 「わたしの暮らしのヒント集」という雑誌を手に取り、惹きつけられて買ってきました。

様々な世代、職業、立場の方々に同じ質問されていました。

興味深いので紹介します

① いつも気持ちのそばにある愛読書
② いつも朝起きて何をしますか
③ 誰かから伝えられた大切なこと、人に伝えたいことはありますか?
④ 生きる上での理念、ポリシーをシンプルに言うと?
⑤ 最近あった嬉しいこと
⑥ 心持ちの切り替え、リセット方法
⑦ 家にある一番大切な物は?
⑧ 食べる上で大切にしていることは?
一度、考えてみて下さい。私も…‥

意外と即答出来ないのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

運命

2012-01-08 | Weblog



「聖の青春」 を読んで



聖少年が、発熱を繰り返した時に 適切な判断が出来れば、

ネフローゼと言う重い病気を背負い込むことは無かったはずだと、

両親は、医者の未熟さよりも自分たちを責め続けました。

しかし、病院を変わっていたとしても、診断は変わらなかったかも知れません。


まむしに石を投げなければ、病気にならなかったかもしれないと

兄は自分を責め続けました。

しかし…まむしを追い払わなければ、咬まれて、その時死んでいたかも知れません。


たらればは無意味です。

聖と言う将棋の天才は、大病で入院を余儀なくされたから

、将棋に出会ったのかもしれません。



ああしていれば良かった、こうしていれば良かったと考えても、

過ぎた過去は変わりはしないのです。

運命と受け止めるところから、一歩先へ進むことが出来るのですね。

普通で良いのです。欲は言いません。それでも、運命は、過酷です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「聖の青春」

2012-01-08 | Weblog

「聖の青春」
読了しました。

村山は、自分の生きた痕跡を残したくないと言って居たそうですが、

大崎さんという優れた書き手を得て、素晴らしい作品になっています。

彼の病気は、運命であり、誰のせいでもないのでしょう。

自分を責める両親や兄に対して、愚痴った事は無かったそうです。



癌が転移したときに 痛み止めを使うと 将棋が指せなくなるからと……

痛みに必死で堪えていた村山を思うと…涙を禁じ得ません。

段位があがるにつれ収入が上がりますが、村山は寄付をし続けていたそうです。

髪や爪を切るのさえ命ある物を切るのは可哀相だと考えていた

純粋な結晶のような心を持った若者の あまりにも早い死に涙した人は多いと……。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聖の青春

2012-01-08 | Weblog

大崎 善生 作
講談社 刊

29歳で亡くなった天才棋士 村山 聖(さとし)の実話を読み始めました。

きっかけは、先日、女性棋士の高橋 和(やまと)さんの話を聴いたとき、

ご主人が、大崎 善生さんで、彼女が挫折したときに、広い心で受け止めてくれた事が、

19歳の年の差婚に結びついた話とか、ご主人が、作家だとかを知り、読みたくなったのです。


今年は、きっかけを大切にして、糸を紡ぐように、行動を広げて行きたいと思っています。

この本は、はじめから…ぐいぐい引き込まれる内容です。

…聖が三歳の時、兄たちと山に登り、まむしに遭遇します。

撃退するために兄が投げた石が、まむしに命中し頭を引きちぎりました。

翌日から聖は高熱出して ついには、ネフローゼになります。


入院生活が増え、ある時、将棋に出会います………。

その後ののめりこみ方が 半端じゃないのです。

難病と闘いながらの 将棋への挑戦は ひたむきで・・・・






※余談ですが、私も、子どもの頃大病をしました。

 母が、あの時は、生死の境で、大金をはたいたとよく言っていました。

 私が急に病魔に襲われたのは、前の日に 蛇に石をぶつけていたからだという伝説があります。

 有りそうだよなあと・・・・まむしの祟り・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする