遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

キッチン (1989年の映画)

2016-01-16 | Weblog

当時、感動した映画を、27年ぶりに観ました。今週は、森田芳光監督特集で、

毎日、放送しているのです。

「キッチン」は、不思議な温度の映画でした。ファンタジーです。

脚本が森田芳光監督らしく、独自の言い回しでした。シェークスピアの小品のようです。

家が全く生活感が無いので、感情移入が困難でした。

きれいすぎて・・・

すべてに月光が反射しているような

手垢や、水垢、ごみなどとは無縁の世界。

 

無味無臭の、透明場面の繰り返し。
こんな関係無いよなあと、

かつてのようには感動出来ませんでした。

最近、よく感じるのです。
昔、夢中になったものなのに、全く心が震えないのです。
自分が年を取ってしまって、感性の質が変わってしまったのでしょうか?

年を重ねるということは

純粋なものを けずり落としていくのでしょうか

コメント
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