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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

八丈島行き1便欠航

2009-03-06 08:58:16 | 島の生活
この半年くらい、急に欠航にあう機会がふえています。

それまでは、八丈島往復で欠航に出会う確率は数パーセントでした。これは、かなり運がよいほうでしょう。

しかし、このところ半年は、50%ほど?と思うほど毎回欠航にまきこまれています。今年の冬がそんな天候であるためでしょうか。

というわけで、空港で次の便を待っています。気象庁のデータでみるかぎり、次の便も欠航の可能性が高そうですが。2便を期待しないで待機しながら読んでいる本は、ポール・クルーグマンの「期待しない時代」(原題)です。翻訳が悪い。原文で読んだほうがいいかもしれない。

ノーベル賞経済学者ポール・クルーグマンは、今回の金融危機でフリードマンなどの市場主義者にかわって注目を集め始めています。この著者の本をいくつか読書中です。





『クラウドの衝撃』

2009-03-05 20:28:15 | 読書/新聞/映画など
「10年後には社内で運用されるサーバーはなくなり、すべてがコンピュータ・クラウドに移行する」(マイクロソフトCEOスティーブ・バルマー:2007年11月)

われわれは、その時代への移行の真っただ中にいます。

インターネットを図示する時に、雲の絵を描くのがふつうだったことから、すべてのコンピュータをネット上で利用する新しい形をクラウド・コンピューティングと呼んでいます。

ソフトウエアは、買って所有するのではなく、ネット上で利用し、利用料をはらう形になります。電気や水道のように。もちろん、初期費用などは必要ありません。

雲の中にあるコンピュータがすべての処理をおこない、利用者側には、ブラウザさえあればよい。

「クラウド・コンピューティング時代に主役になるのは、ハードウエアでもソフトウエアでもないサービスだ」

教育研修をサービスとして提供するネットラーニングが、事業開始の当初からASPやSaaSの形でeラーニングを提供してきた「クラウド・ネイティブ」であるのは、必然でした。LMSやコースを販売するのではなく、利用料をいただき、サービスとして提供してきたのです。

このクラウド・コンピューティングは、アマゾンやグーグルなどネット企業がけん引しています。

その特徴は、圧倒的なコスト優位性と利便性です。ASPやSaaS型のeラーニングでもそれはあてはまります。

『クラウドの衝撃』城田真琴著、東洋経済新報社、2009年2月19日、1500円+税




SATT主催eラーニングセミナー

2009-03-05 19:46:34 | eLearning
eラーニング業界の各社は、競合関係にありながら協力関係にもあるという仲が良い状態です。

今回は、SATT主催のeラーニングセミナーをご案内します。(なお、内容はすべてSATTが責任をもっています)

eラーニングのススメ
~コンプラ時代の速い・安い・安心eラーニング導入法~

開催日:3月17日(水)、4月28日(火) 15:30-17:30
会場:SATT (水道橋)

eラーニングの多様化7-小企業での活用

2009-03-04 19:31:57 | eLearning
クラウド・コンピューティングの時代に、eラーニングは、電気や水道のように、インターネットにつながったパソコンさえあれば、いつでも簡単に利用できるようになります。つかっただけの利用料を払えばよい。

もし、そうでない形で企業でeラーニングを利用するためには、LMS(ラーニング・マネージメント・システム)を買ってきて、自社のサーバーで運用し、さらにコースも買ってきてインストールして使うことになります。そうすれば、少なくとも100万円以上の初期費用がかかります。また、IT技術の専門家が社内にいることも必要になるかもしれません。

しかし、eラーニングが、インターネットに接続するだけで初期費用もなく簡単に利用できるのであるとすれば、社員が数名の企業でもどんどん活用ができます。大手企業がフルに活用しているのと同じ研修を少人数の会社でも実施できることになります。

eラーニングは、いよいよ、大企業・中堅企業だけでなく、中小規模の企業に大きく普及していくでしょう。ユーザの対象が大きく拡大するのにともなって、提供されるコースも多様化していきます。





電気や水のようなeラーニング

2009-03-03 09:23:03 | eLearning
eラーニングの利用が、ますます便利になります。eラーニングは、電気や水道のように、使った分だけの利用料金をしはらうだけで、いつでもつかえるようになりました。

これまで、企業でeラーニングを実施するときに、LMS(ラーニング・マネージメント・システム)を購入し、社内にサーバーをたちあげて運用するケースも少なくありませんでした。その場合、研修部門は、IT部門の協力をあおぐことになります。

コースも買って、そのLMSにインストールして運用することになります。コースが、LMSを購入したところと同じであればまだいいのですが、他社のものであれば、そのままで購入したLMS上でうまくうごくかどうかチェックが必要です。互換性を確保するためのSCORMという標準があるとはいえ、実際には、そのままでは動かないことがあるからです。

しかし、eラーニングの主流は、ASPやSaaSとよばれるインターネット上の利用にかわりました。

もう、LMSやコースを買ってくる必要はありません。初期投資もありません。IT部門の力をかりることもいりません。インターネットに接続するパソコンさえあれば、いつでも簡単にeラーニングを活用して、利用料だけ払えばいいのです。

そうなれば、LMSを買うには規模が小さすぎる企業でも、すぐに大手と同じようにeラーニングを実施できます。社内のLMSでは対応しきれない大規模企業でも、ASPやSaaSで、何十万人にもなる大規模な受講生の研修をすぐにでも実施できます。

電気や水道のように、つかいたいときにつかいたいだけつかって、利用料を払うeラーニングの時代です。ネットラーニングは、サービスを開始した2000年から、この方式でeラーニングを提供してまいりました。




周防大島・沖家室島・八丈島・青ヶ島

2009-03-01 21:20:53 | 島の生活
周防大島に生まれ育った宮本常一は、何度も八丈島と青ヶ島をおとずれています。八丈島や青ヶ島などの離島の振興に生涯をかけた旅する民俗学者でした。

青ヶ島の村長だった山田常道も、また、以前の八丈島町長も周防大島に宮本常一をたずねています。

きょう、それを沖家室島で、教えていただきました。八丈島や青ヶ島には、宮本常一に会った人がたくさんいるはずだよと。その方は、宮本常一がつくった大きな青ヶ島の立体模型をなんどもみせてもらったそうです。




沖家室島へ

2009-03-01 21:07:42 | 旅行
友人の13回忌に、沖家室島へいって、墓参りをしました。人口180人ほどの瀬戸内海の小さな島です。

写真は、蛭子神社の境内からとった本浦と白木漁港です。

かつて、3,000人の人口をかかえた海の民の島。朝鮮、台湾、ハワイにまででかけて、ハワイの漁場の開拓者は沖家室島の漁師とまでいわれた海の男たちの島。

海へ肉親をおくりだした家族は、毎月1日と15日に必ず蛭子神社におまいりし、また、泊清寺境内にある鱶(ふか)地蔵尊にも毎日おまいりしたそうです。航海の安全を祈って。

きょうは、その1日です。神社には引きもきらずに、おばあさんたちがお参りにおいでです。何十段もある石段を、一段ずつ休みながら上がってくるおばあさんも、1日にはおまいりをかかさないとおっしゃっていました。わたしの友人のこともご存じでした。

泊清寺のご住職には、友人のことや宮本常一さんのことなどをうかがうことができました。

2月21日、空からの沖家室島には、飛行機から私が撮った沖家室島と周防大島の写真があります。




伊保田港でインターネット

2009-03-01 13:21:20 | 旅行
周防大島の伊保田港にいます。

昼食ができる店がありません。せめて、パンでも買えないかと集落をあるきまわって、やっと店をおしえてもらっても、日曜日なので休みでした。

みわたして、人影は、はるかかなたの釣り人何人かだけ。

なのに、インターネットがつながります。

港の近くの小高い山には必ずといっていいほど神社があります。急な階段を登って、神社におまいりしてきました。快晴の瀬戸内海の海と島々が遠望できます。きょうは久しぶりの快晴だとタクシーの運転手の方が話していました。

写真は、出港する船からみた伊保田港。