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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

『クラウドの衝撃』

2009-03-05 20:28:15 | 読書/新聞/映画など
「10年後には社内で運用されるサーバーはなくなり、すべてがコンピュータ・クラウドに移行する」(マイクロソフトCEOスティーブ・バルマー:2007年11月)

われわれは、その時代への移行の真っただ中にいます。

インターネットを図示する時に、雲の絵を描くのがふつうだったことから、すべてのコンピュータをネット上で利用する新しい形をクラウド・コンピューティングと呼んでいます。

ソフトウエアは、買って所有するのではなく、ネット上で利用し、利用料をはらう形になります。電気や水道のように。もちろん、初期費用などは必要ありません。

雲の中にあるコンピュータがすべての処理をおこない、利用者側には、ブラウザさえあればよい。

「クラウド・コンピューティング時代に主役になるのは、ハードウエアでもソフトウエアでもないサービスだ」

教育研修をサービスとして提供するネットラーニングが、事業開始の当初からASPやSaaSの形でeラーニングを提供してきた「クラウド・ネイティブ」であるのは、必然でした。LMSやコースを販売するのではなく、利用料をいただき、サービスとして提供してきたのです。

このクラウド・コンピューティングは、アマゾンやグーグルなどネット企業がけん引しています。

その特徴は、圧倒的なコスト優位性と利便性です。ASPやSaaS型のeラーニングでもそれはあてはまります。

『クラウドの衝撃』城田真琴著、東洋経済新報社、2009年2月19日、1500円+税





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