eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

eラーニングの多様化7-小企業での活用

2009-03-04 19:31:57 | eLearning
クラウド・コンピューティングの時代に、eラーニングは、電気や水道のように、インターネットにつながったパソコンさえあれば、いつでも簡単に利用できるようになります。つかっただけの利用料を払えばよい。

もし、そうでない形で企業でeラーニングを利用するためには、LMS(ラーニング・マネージメント・システム)を買ってきて、自社のサーバーで運用し、さらにコースも買ってきてインストールして使うことになります。そうすれば、少なくとも100万円以上の初期費用がかかります。また、IT技術の専門家が社内にいることも必要になるかもしれません。

しかし、eラーニングが、インターネットに接続するだけで初期費用もなく簡単に利用できるのであるとすれば、社員が数名の企業でもどんどん活用ができます。大手企業がフルに活用しているのと同じ研修を少人数の会社でも実施できることになります。

eラーニングは、いよいよ、大企業・中堅企業だけでなく、中小規模の企業に大きく普及していくでしょう。ユーザの対象が大きく拡大するのにともなって、提供されるコースも多様化していきます。