蔵書を電子化する“自炊”代行を認めるための仕組み作りに向け、
シンポジウムが開かれたんだそうです。
「自炊代行業者も土俵に上がって」
蔵書電子化のルール作りは可能か、著者や出版社の代表が議論
蔵書を電子化する“自炊”を業者などが代行することを許諾する代わりに
著作権使用料を徴収するなどのルール作りを検討する「Myブック変換協議会」
(正式名称:蔵書電子化事業連絡協議会)が4月19日に初めてのシンポジウムを開き、
自炊を認めるためのルールのあり方などについて議論した。
(中略)
パネリストは著作者、出版関係者が中心で、自炊代行業者は含まれていなかった。
瀬尾さんは、「自炊代行事業者は業界団体などを作り、『今まで騒ぎになって
いたけど失礼しました』と土俵に上がってくるタイミングでは」と呼びかける。
客席から質問に立ったインターネットユーザー協会(MIAU)の香月啓佑さんは、
「今回の議論に、自炊代行業者の協力は大切だ。代行事業者は、
出版社ができないことをやってくれたイノベーター。
代行事業者を悪者にする態度では、協力してもらえないのでは」と意見。
今は「お互いになんとなく懸念や不信感があり、テーブルの上の食事に誰も
手を出せない状態」(瀬尾さん)だが、「テーブルについてもらわないと
話ができない。相手を信じず、懸念を基に議論していると一生進まない。
せめて全員がテーブルについて何かを始めるべき」(瀬尾さん)と呼びかけた。
自炊代行を認める動きがあるのはいいのですけどね。
この記事で気になったのは、
「自炊代行事業者は業界団体などを作り、
『今まで騒ぎになっていたけど失礼しました』
と土俵に上がってくるタイミングでは」
という部分です。
「騒ぎになってたけど失礼しました」だあぁ!?
これね、権利者団体側からの発言なのですけど、やっぱそういう意識なんですね。
自炊代行問題では代行業者のほうが騒ぎを起こしていたのだというね。
それで今更、自炊代行のニーズとサービスを潰しておきながら、
議論の場に代行業者にも出てきてほしいとはね、ちとムシが良すぎないですか?
つまりは蔵書電子化へ、なんて言っても、自炊代行業者に対しては、
おまえら、代行を認めてやるんだから、言うこと聞けよ?みたいな、
権利者側からの上から目線な押し付けがましい態度が見て取れませんか。
ホントに蔵書電子化・自炊代行を進めたいと思っているのですかね?
ま、しぶしぶこの場に出てきてやってるってカンジなのでしょうかね。
ところでこの記事、タイトルでわざわざ「自炊代行業」のことを
強調しているように見えますが気のせいでしょうか。
記者がタイトルに込めた意図はどうなんだろうと思うのですよ。
今のままではこの議論にプレーヤー不足ということなのか、
それとも、自炊代行業者なんて必要なの?ってことなのでしょうか。
シンポジウムが開かれたんだそうです。
「自炊代行業者も土俵に上がって」
蔵書電子化のルール作りは可能か、著者や出版社の代表が議論
蔵書を電子化する“自炊”を業者などが代行することを許諾する代わりに
著作権使用料を徴収するなどのルール作りを検討する「Myブック変換協議会」
(正式名称:蔵書電子化事業連絡協議会)が4月19日に初めてのシンポジウムを開き、
自炊を認めるためのルールのあり方などについて議論した。
(中略)
パネリストは著作者、出版関係者が中心で、自炊代行業者は含まれていなかった。
瀬尾さんは、「自炊代行事業者は業界団体などを作り、『今まで騒ぎになって
いたけど失礼しました』と土俵に上がってくるタイミングでは」と呼びかける。
客席から質問に立ったインターネットユーザー協会(MIAU)の香月啓佑さんは、
「今回の議論に、自炊代行業者の協力は大切だ。代行事業者は、
出版社ができないことをやってくれたイノベーター。
代行事業者を悪者にする態度では、協力してもらえないのでは」と意見。
今は「お互いになんとなく懸念や不信感があり、テーブルの上の食事に誰も
手を出せない状態」(瀬尾さん)だが、「テーブルについてもらわないと
話ができない。相手を信じず、懸念を基に議論していると一生進まない。
せめて全員がテーブルについて何かを始めるべき」(瀬尾さん)と呼びかけた。
自炊代行を認める動きがあるのはいいのですけどね。
この記事で気になったのは、
「自炊代行事業者は業界団体などを作り、
『今まで騒ぎになっていたけど失礼しました』
と土俵に上がってくるタイミングでは」
という部分です。
「騒ぎになってたけど失礼しました」だあぁ!?
これね、権利者団体側からの発言なのですけど、やっぱそういう意識なんですね。
自炊代行問題では代行業者のほうが騒ぎを起こしていたのだというね。
それで今更、自炊代行のニーズとサービスを潰しておきながら、
議論の場に代行業者にも出てきてほしいとはね、ちとムシが良すぎないですか?
つまりは蔵書電子化へ、なんて言っても、自炊代行業者に対しては、
おまえら、代行を認めてやるんだから、言うこと聞けよ?みたいな、
権利者側からの上から目線な押し付けがましい態度が見て取れませんか。
ホントに蔵書電子化・自炊代行を進めたいと思っているのですかね?
ま、しぶしぶこの場に出てきてやってるってカンジなのでしょうかね。
ところでこの記事、タイトルでわざわざ「自炊代行業」のことを
強調しているように見えますが気のせいでしょうか。
記者がタイトルに込めた意図はどうなんだろうと思うのですよ。
今のままではこの議論にプレーヤー不足ということなのか、
それとも、自炊代行業者なんて必要なの?ってことなのでしょうか。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます