日本でもiTunes Storeで映画のセルとレンタルのサービスが始まったとということで、
試しに使ってみました。
とは言っても、買うほどのコンテンツはないかな・・・と思って、
本当に試しにレンタルしただけですけども。
しかしですね、このiTunesでの映画配信というのは、それこそ自分たちの
生活を変えてしまうくらいのインパクトがあるな、と思いました。
だって、家にいながらにして、ブロードバンド環境があれば
本当にオンデマンドで映画が観れてしまうのですから。
レンタルDVDも必要なければ、DVDプレーヤーだって必要ありません。
映画を観ようとするのにDVDというパッケージメディアが必要ないのです。
ちょっとこの前までは、次世代DVDとか言って、
ブルーレイとHD-DVDとの競争があって、結局ブルーレイが勝ったわけなんですけど、
一体あれは何だったんだ? っていうくらいの衝撃だと思うのですよね。
ま、それはさておき、iTunesで映画をレンタルです。
自分にとっては初のオンライン映画体験です。
で、まあこれ、観るのにダウンロードしないといけないのですが。
これ、映画ですからそれなりの容量があるわけです。
いくらブロードバンドとは言っても、それなりの時間がダウンロードにかかります。
自分の場合、2時間ちょいの映画で数十分、ってところだったでしょうか。
なんだ・・・ これなら、TSUTAYA行って借りてきた方が早いや。
なんて思いましたけど、実際はダウンロードしながら見始められるようですね。
今度また試してみます。
レンタルした映画は30日以内に観ないといけなくて、
観はじめたら48時間以内は何回でも視聴可能。
ま、自分の場合はMacで視聴したのですけど、
この度発売されたApple TVがあれば、自宅のテレビでコンテンツを楽しめるとのこと。
うーん、アップル、抜かりないですね。
ブロードバンド環境に依存してしまうとはいえ、こうした視聴スタイルが根付けば、
本当にレンタルDVDなんて必要なくなるでしょう。
DVDはもちろん、HD-DVDとのメディア競争に勝利したブルーレイだって、
やっぱり過渡期の繋ぎ的メディアでしかなかったんだと思わざるを得ないです。
ただまぁ、なんだかんだ言っても、好きなコンテンツは
パッケージメディアで保持したい、という欲求だってあるでしょうけども。
自分もその一人なんですが。
ただ、最近の若い人たち・・・
ネットでコンテンツを楽しむのが普通な世代は、
パッケージメディアに魅力なんて感じているのでしょうか。
なんか、アップルもマイクロソフトも、パソコンにブルーレイのドライブを
搭載するのに消極的な理由がわかる気がしますね。
もう、そんなメディアは必要とされないのを見越しているかのようです。
ところで今日になると、こんなニュースが。
マードック氏、ジョブズ氏とともに「iPad」用ニュース配信サービスを準備か
ま、こうなりますよね。
タブレットPCがあれば、紙メディアなんて必要ない、と。
iPad向けの、新聞ということになるんでしょうか?の有料配信サービスを、
メディア王・ルパート・マードックが準備しているという。
ま、マードックじゃなくてもどこかがやるでしょうけどね。
今はiPad向けだとしても、いずれはAndroidタブレットにも拡がるでしょうし、
スマートフォンにも拡がるでしょうし。
しかも、ここで歓迎すべきなのはその刺激的な値段設定です。
Dailyで週99セントってことですから、100円もしないわけです。
月にすると400円ちょいですから、今の自分の新聞購読料の1/10ですよ!
これだったら購読もできるでしょう?
竹中へーちゃんヨイショ!日本経団連新聞さん。
電子版たるもの、こうれくらいの思い切りがなきゃいけませんよ。