なみ太郎日記 in ニュージャージー

なみ太郎と家族とハスキー犬&猫達のニュージャージー生活日記

笑顔も良いけど涙も良い。

2011-03-18 09:55:42 | 日常あれこれ
ニュージャージーにも春が来つつある。 今日は最高気温21℃まで上がるらしい。





被災地の皆さんは寒いだろうな、と思うと本当につらいけど、食料を始め各種の支援物資も、灯油もガソリンも日本各地のみならず全世界を出発し、確実に被災地に向かっている。

あともう少し。。。物資よ皆さんのもとに急げ~!!!




いつも仲良くしてくれているブログ友達のkaoさん も、宮城でがんばっている。無事で本当に良かった。

家具などが倒れて滅茶苦茶状態になった家の中で、電気・ガス・水道が使えない数日を経て、やっと電気だけは復旧されたものの、未だにお風呂にも入れず食料も品薄な状態だそうだけど、ご主人とも離れたままの男手のない状況で、お義母様とワンちゃんと灯油泥棒などの心配をされながらも前向きに一生懸命がんばっている。 早く、心配している東京のお子さん達とも再会出来ますように。

何も出来ないけれど、応援の念力パワーを送りつづけますたい! フレー、フレーkaoさん!



海外在住者は寄付金を募って送ることぐらいしか出来ないけれど、だからこそ皆あちこちで一生懸命活動している。

ケンの学校でも子供達が中心となってやっているし、ドリの補習校の同級生りき君が中心となって、ニュージャージーでの大規模な募金活動、そして "PRAY FOR JAPAN"のリストバンド販売を計画し、すでに初期計画の5000個が予約完売状態になっている。

海外にいる子供達、若者たちが率先してこういう活動をするのを観るのは本当に感動する。
日本の、いや、世界の未来は明るい!


いつも行くおらが町のスーパー、“KINGS”の全レジに、「日本の地震・津波被害者を助けよう!」 の張り紙があった。

希望金額を伝えると買い物金額に上乗せして支払うもので、まとめて赤十字に送られる便利さから、私も過去に何度か他国への義援金として参加させてもらったけど、まさか母国が被害当事国として助けてもらうとは夢にも思わず。

赤ちゃんにミルクを与える避難所の母親の写真とともに、赤字で書かれた張り紙を見て、本当に有難くて、涙が出そうになった。


地震の日以来、本当に涙もろくなっている。

被害地の惨状を観ては泣き、離れ離れの家族が再会して涙するのを観ては泣き、食料の差し入れに“本当に有難い”と泣くお年寄りを観ては泣き、放射能の恐怖と戦いながら、命の危険をおかして必死の復旧活動をする東電技術者や、自衛隊・消防隊員・警察起動隊員の人々の心情を思っては泣き。。。

皆、同じだよね。


笑顔と元気を出して、自分の出来る範囲内で日本の危機を支えるお手伝いをしたいと思う。

でも、涙を流して、ただただ日本国民として、抑えられない感情に流される日々も、人間として当然かと思う。





昨日、トビ男と10ヶ月間行けなかった散歩道を通った。




写真で見るよりずっと急な上り坂が延々続く。


去年、かなり具合が悪くなり、薬の副作用もあって足腰が一気に弱まったトビ男は、この道をず~っと避け続け、道の分岐点に来ると少し止まってじっと見るものの、「やっぱり無理。」と反対側の平坦な道を選んだり、1回は少し歩き出したんだけど、途中で自分で無理と悟り、立ち止まって動こうとしなかった。 もう、あの見事な下界の景色を見るのは無理なのかな~と思うこと10ヶ月。


昨日、突然まっすぐ登ろうと前進し始め、びっくり!

登って、降りて、また登って、降りて。。。を繰り返すこと1時間。

舗装道路以外にも「ここから散歩道→」なんて標識が林内に向かっているけど、無理ですから。。。





花の事全然詳しくないけど、これはクロッカス? 咲いていた。










俺はやったぞ! 復活~!






一緒に歓喜して、一人で泣いた。


本当に最近涙もろくて困る。。。年のせい?




でも感動の涙は何回流しても良いよね。まだ観ていない方は是非。














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