趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

WIFIルーターのブリッジモード時のPCのIP設定

2018-06-30 23:45:02 | スマホ

 標記については、あくまでも自分の経験に限った話ではありますが、windows98、windows2000の場合は、必ず静的IPアドレスを設定しないとインターネットに接続できませんでした。ところが、windowsXP以降やスマホのAndroid4,5,6、およびipadのios11機種の場合は、自動的にIPアドレスを取得できています。まれにIPアドレス取得に失敗する合もありますが、その場合は、再起動したり、別のルーターを選べば接続できます。(※自分は自宅でも事務所でも複数のWIFIルーターを使っています)

 この違いが何であるのかは、だいたい推測がつきます。つまり、少なくともWindowa98や2000の場合は、初期状態ではエアステーション探索アプリが導入されておらず、Xp以降ではこれがOS自体に標準装備されていることから生起する違いです。

 ところが、このエアステーション探索アプリはWIFIルーターのDHCP機能がONの場合だけに完全に機能します。つまり、「ブリッジモード=DHCP機能OFF」の場合は、ルーターは認識できるもののIPアドレスを自動取得できない状態のままになります。したがって、PC側であらかじめIPアドレスを、たとえば192.168.0.98と設定して、且つ、DNSサーバーについてもプロバイダ固有のIPアドレス(※J-comの場合は122.197.254.7)を記述しないとインターネットに接続できません。 

 

 これに対して、Windows XP以降の機種については、OS自身にエアステーション探索・認識とIPアドレスの自動割当ての機能が標準装備されていることから、2段目以降のWIFIルータの設定がブリッジモードでDHCP機能がOFFになっている場合でも、一番目のルーターのDHCP機能を感知して、インターネット接続が可能になると考えられます。

 最後に、蛇足の説明になるかも知れませんが・・・・そもそも、最近のスマホやタブレットなどは巷の多くのWIFIスポット(ブリッジモード)を感知してインターネットに接続できる仕様になっているはずであり、まさか静的IPアドレスの設定やDNSサーバーの設定などは一切必要ないはずであります。万一そんな専門的な難しい設定をユーザーに強いるような不便な仕様ならば、多くの人がWIFIスポットなどをスマホでは、おいそれと利用出来ないでしょう。

 

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