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LINUXでは動画再生はMplayerやxineが定番

2018-07-29 23:31:40 | 機器について

 LinuxのUBUNTU14を使っていて困ることは、動画再生ソフトTOTEMが、古いPCではカクカクとコマ落ちして非常に見ずらい事です。でも、それはLINUXではよくある不具合であり想定内なので、代わりの動画再生ソフトに入れ換えて改善できます。というのは、半年前にも、別のPCで、この14をインストールした当初、動画の乱れや音切れが激しかったので、デフォルトのTOTEMをアンインストールして改善できた例があるからです。つまり、Xineという動画再生ソフトに差し替えてみたわけです。すると、スムーズに動画再生できていたことを思い出したわけです。

 今回もこれに倣って、同じような処置を行いました。今回も、SMplayerという動画再生ソフトをインストールして、元から入っていたTOTEMをアンインストールしました。そうすると、コマ落ちせずに再生できました。また、前回同様XINEも併せてインストールして、コマ落ちしないか試してみました。そうすると、やはり快適に再生出来ました。ちなみに現在再生できる動画形式は、mpeg1、2、MP4、WMVです。

 ただし、これは、あくまでも低解像度の720×480程度の解像度の動画再生の場合に限られます。現在の主流である高圧縮・高精細の720p~1080pのMP4やWMV形式の動画になると、動作は保証できません。つまり、音声と映像が同期して再生できなくて、スローモーションになって映像と音声がずれて再生されます。ですから、そこは、ソフトウェア的なバグでもなんでもなくて純粋にPCの能力の限界というか、かなりの高負荷ゆえの不具合であるのが分かります。

 つまり、今から15年も昔の遅いPCでは、メモリは現在の標準の8GBの16分の1の0.5GB、CPU速度もシングルコアの2.5GHZで32ビット処理だから64ビットの1/2、現在のダブルコアの廉価版のN3540と比してシングルコアだから1/2であり、単純計算ではおそらく4分の1程度でしょう。だから、割り算するとトータルで1/64の能力であり、ハイビジョンの動画は再生できないのです。

 Celelon シングルコア2.5GHZというのは、15年前では高機能とまでは言えなくても、そこそこの動画処理はこなすCPUでした。が、今となっては、かなり貧弱なCPUです。ハイビジョンや720pの動画の同期再生を求めることは、やはりどうしても無理があります。

 とはいっても、相当昔のPCと無料のLINUX=UBUNTU14の組み合わせの貧弱なPC環境でも、録画設定を適切に設定すれば、それなりに満足できる動画再生が可能になります。もとより、古いPCの再利用を行っているわけですから、そこはDVD画質で必要十分だと思われます。実際、自分は動画撮影する場合は、ビデオカメラでもテレビの録画でも、DVD画質或いはそれ以下に設定しています。なので、昔のPCで動画処理をしても、快適にスムーズに再生されて、まず問題が起こり得ません。

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