趣味の電脳

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100均のインクで問題集を大量印刷

2019-02-05 03:14:59 | 機器について

  自分は、近隣の小学校で放課後学習会のボランティアをしていますが、その学習用のプリントを大量に印刷しています。まあ、これは某県教育センターの作成したオリジナルの問題集をダウンロードして印刷したものですので、著作権フリーなのがミソです。そうでなければ無理です。

 というのは、過去には市販の問題集を購入して、これをヒントにして自分で独自の問題を考案してワードで問題集を作って電話の感熱紙で人数分をコピーしていましたが、これではいくら時間があっても足りません。こんなのはいくら実費弁償の有償ボランティアで時間給1000円ももらっていても手間が煩雑でやってられませんでした。そこで、極限の省力化と経費節減のために著作権フリーの問題集を100均のカラーインクを使ってプリンタで大量印刷することを思いつきました。これならば、気が楽だし多少色がくすんでいても全くOKだし、実際、手間と経費が抜群に少なくて済みました。もちろん純正品よりは品質の良くないインクですからヘッドの目詰まりが多いです。それで、s3630はヘッドクリーニングのやり過ぎで遂に先日、2年間酷使した結果インク吸収体が満杯で廃棄となりました。ところが、この機種は格安で6000円程度でしたし、印刷用紙にしても500枚で税抜き230円のイオン販売の格安品を使っていたので、自腹を切るような事にはなりませんでした。

 回数は月に3回ぐらいで1回あたり50枚印刷しますから、年間で1800枚です。問題プリントの余白には子ども向けのきれいなイラストが描かれていて、これも著作権フリーということで、変な違法コピーでないことから。印刷は全然気を遣わなくて罪悪感もなく、いたって気楽なものです。

 子どもにとって、何の因果か?学校の先生のようには権威の全然無い唯の地域の70歳超えのリタイヤしたお爺さんやお婆さんの学習ボランティア諸子から、放課後にお残りして、いやな漢字や計算の練習をさせられるのは、まあ、云ってみれば、本来は苦痛以外の何物でも無いのですが、格安のインクとプリンタと用紙、10年以上前の廃棄寸前のオンボロPCでもって作成した学習プリントは、なぜか意外に魔法のランプのように、学習効果が抜群にあります。

 理由は簡単明瞭です。頑張ろうと思った時には子どもは100ます計算みたいな時間と正確さを競うような単純明快な問題集に一生けん命チャレンジしますが、そんな気分では無い時には、当然、ひと工夫要ります。とくに、放課後はそうです。

 もともと、授業中じゃないんですから、手間ひまかけて制作したイラストたっぷりの遊び心満載のワークブックみたいなものを、ボランティアとおしゃべりしながら回答していくような気分に浸りたい・・・という欲求が、子どもには強くあるのです。馬車馬のように九九や漢字の練習ばかり強要されていたのでは気が滅入ります。働き方改革のように、子どもも休養や遊び心が必要なのです。

 そのために格安100均インクで、ほとんど経費や手間暇をかけないで大量印刷した学習プリントはたいへん役立っています。最小の費用で最大の効果を生み出すコストパフォーマンスの良さは、なんといっても格安の100均インクです。 

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