本家版の最新版はDVDライブ起動は30分もかかる
本家版UBUNTUの最新版22.04のライブDVDはエラーが出ます。起動の途中で、Filed to start UBUNTU live CD installerとなって止まります。なので、ひたすら待つこと30分間で漸く起動します。専門家は、なんとかコマンドを打ち込んで、もっと早く起動できるそうですが、これでは使い物になりません。もともと無料のOSですから、製作者に文句を言える筋合いのものではないのかもしれませんが、困ったものです。なので、私は、5年前の日本語レミックス18.04をHDDにインストールし、20.04はDVDでLIVEで使っています。サポートはそれぞれ2023年4月、2025年4月ですから、まだまだ使えます。
日本語版の22.04は使えるか?
結論からいうと、SSDやHDDにインストールして是非使うべきです。理由は、デスクトップ環境がGNOME40から一気に42にアップグレードしたからです。改善内容は、第一に、デスクトップの雰囲気をウィンドーカラーの組み合わせで自由にカスタマイズできたこと、第二に、AMDとNVIDIAのグラフィックカードを使用する時に大幅に性能が向上したことです。これによって、OSのバージョンが上がっても、却ってグラフィック処理が軽くなる利点を享受できるようになりました。だから、これをダウンロードしたほうが正解かな?と思いました。とりあえず、自作PC=CPU Athlon Ⅱ☓2 245e、メモリ4GBの環境でライブCDとして起動を試みると、メモリは4GB中2.6GB消費、CPU使用率は、最大でも80%以下で、まずまずの成績でした。
古い機種でもCPU負荷が高くならないのは大きな利点
10年以上前の非力なPCでもCPU使用率が80%以下というのは、大きな利点です。自分のPCは、オンボードのグラボですから元々CPUの使用率は14.04、16.04の頃でも低くはなかったのですが、更に18.04、20.04、22.04とバージョンが上がるにつれてどんどん機能が増えてきているにもかかわらず、CPU使用率は、通常45%~65%、最高でも80%以下です。非力な昔のPCでさえもCPU負荷がそう高くならないということは、最新型のPCなら、尚更CPU負荷がさらに低減されるということです。
WIndows10と比較してもCPU使用率は遜色が無い
Wndows10と比較しても、UBUNTU20.04のCPU使用率は高くないです。自分の所有するPCで比較してみましょう。たとえば、2010年9月製造のVN770/Cに搭載するcore i5 460mのWindows10機種と、2009年7月製造のAthlon Ⅱ☓2 245eのUBUNTU20.04機種を性能比較すると、CPUだけでは、もともとパスマークで1293対1051で、前者が23%高いので、その点を考慮してブラウザはCHROMEでハードウェアアクセラレータONでYoutubeを視聴テストすると、どうなるのでしょうか?
前者は、CPU使用率は22%~38%で最大でも50%です。荒っぽい話ですが、これに単純に23%上乗せすると、48%~61%、78%ですから前者も後者もさほどCPUの性能差がないという計算になります。
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