私は、インターネットは固定回線でJCOMの120MB/sコースを契約しています。標記のようにWIFIルーターは2台持ちで、1台目は月額500円にてCISCO製のを借りており、2台目は某社製品です。
これらのWIFIルーターから約7mほど離れた別室で本日18時半にスマホで受信して速度を計測すると、CISCO製は下りで2.68MB/s、上りで3.69MB/sでした。某社製のWIFIルーターでは、下りが26.77MB/s、上りが9.85MB/sでした。かなりの差です。もちろん、至近距離では、2台とも同じような速度が出ますので、CISCO製のものは、距離が離れるほど急激に電波が弱まるような仕様のようであります。
また、別のデスクトップPCで受信すると、本日20時半では、Ciscoが上り1.73MB/s、下りが1.13MB/s、某社製品で上りが11.19MB/s、下りが0.92MB/sでしたので、これまた、かなりの速度差が出ていることは間違いがありません。
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昨年の3月末にJCOMに加入して、同時に無償配布のキャンペーンで入手したLG電子製のタブレットを使い始めました。以来、オンデマンド放送、テレビ放送をタブレットでも受信して使っていますが、ルーターから離れるにしたがって急激に感度が悪くなり、テレビ放送がよく切れました。サポートセンターに不具合を問い合わせると、それはセットトップボックスのリセットボタンを押して再起動したらいいというので、そうすると、テレビ本体の方は写るようになるのですが、タブレットの方は駄目でした。それで、テレビの前で私が野球を見て妻がタブレットでドラマを見るようなことになり、ちょっとこれではお互いに音がやかましいので、不都合が出ていました。
JCOMのサポートセンターの説明では、WIFI電波の受信が弱くなる理由としてまず第一に考えられるのは、我が家が集合住宅であることです。集合住宅では、通常JCOM回線が非常に混雑していますし、NTTやKDDIの光回線のWIFI電波も多く飛び交っている状態ですから、お互いに電波が干渉しあって減衰し、その結果、ある一定の距離を越えると受信感度が極端に低くなって、動画など容量の大きいものは受信ができな状況になっているのではないか?ということで、こればかりはどうしようもないので、受信できる距離まで近寄らないと駄目だということです。
これが、もし一戸建ての住居に住んでいたような場合には、WIFI電波は隣近所とほとんど競合しませんから、タブレットでのテレビ放送の受信状態も比較的良くて、或いは別室でも十分受信できる場合があるそうです。
じゃあなぜ、JCOMから借りているCISCO製品のWIFIルーターでは、毎月500円も払っているのに弱いWIFI電波しか出せないのか?・・・そりゃあ、まあ、答えは、おそらく性能が低いとか感度が悪いとかいったような事では決してなくて、強力な電波を出すと自分の家のテレビのリモコンや電子レンジ、エアコン等々も2.4GHZ帯の電波を出している関係で、誤作動の惧れがあるし、また、集合住宅では他家も同じ周波数の2.4GHZ帯のWIFI電波を出していることから、お互いに電波が干渉しあって、迷惑になる場合があるので一定レベルに敢えて抑えているのでしょう。・・・これは、私の推測に過ぎませんが、同じマンションで大多数の契約を結んでいるJCOMの立場を考えると、経営方針というか運用方法としては、こういうWIFIルーターの仕様が妥当だと思われます。
解決方法その一・・・別の部屋でもアンテナ引込み線があれば地上デジタル放送やBS放送は見れますが、常にJCOMの放送やオンデマンドを見たい場合は、もう1回線の追加契約をする。(数百円程度か?)
解決方法その二・・・強力な電磁波を出すWIFIルーターを別途購入して、タブレットで受信する。
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私はその二の方法でJCOMの推奨でない自前のWIFIルーターを取り付けたところ、確かに感度が良くなってJCOMの無償配布のタブレットで受信できるようになりましたが、ipadの場合はこれとの相性が悪くて、却って受信状態が不安定になりました。
そこで、やむなくCISCOのWIFIルーターは解約せずに、これと併設して、お互いの電波が干渉し合わない様に5GHZ帯の電波を受信するようにipadでは設定しています。どうするかというと、某社のWIFIルーターをCISCOのWIFIルーターの背面のLANポートに接続して、ipad以外の機器がこれの2.5GHZ帯のWIFI電波を受信できるようにしています。
結局WIFIルータ2台で運用しております。これが、当面の我が家の最適な通信環境であります。
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