自分の購入した機器が故障の場合は当然、有料修理
この話は、よくありがちな一般的な機器トラブルに関する失敗談として、お読みいただけたら幸いです。
某氏宅のBlu-reiレコーダーが故障したそうで、某テレビ放送会社の番組は視聴できるが録画が出来ないということで、某社に出張修理を依頼したそうです。某社では配線やらSTBの設定・BLU-REI録画機の不具合の原因の切り分けが難航し、STBにHDDを付ければ録画可能との提案をしたようです。が、これを某氏は断って、新しいSTBに交換してもらい、中古の同機種のBlu-REI録画機を自分で取りよせ、差し替えてから再セットアップを担当者に依頼したら解決したそうです。
このBLU-REIレコーダーは、実は某氏が自前で調達したもので、これが不具合の原因ならば、原則は別途の出張修理料金が要る旨、某社の公式HPに明記されています。が、何故かこの件は出張料金を請求されなかったそうです。結局は不具合の原因がなかなか掴めず3度も点検修理の出張依頼を余儀なくされた不手際を、某氏が厳しく追及したので、行きがかり上、止むを得ず某社が折れて無料にしたそうです。これを聞いた感想としては、とても円満解決したとは言い切れない釈然としないものを感じるので、手放しで喜ぶような話じゃなくて、以下のような課題を残していると思います。
課題が2つある
その1点目は、某社の規約にかかわらず、100%不具合の責任を某社に帰して無償修理させた事が、無理筋だという事で、今後は当然すべて有償化してくるでしょう。昨今は特にコロナ禍で、テレワークや大学の遠隔授業が増えて通信やテレビ関係業者は、技術担当者が極端な人手不足で繁忙を極めています。こんな世界規模の非常事態下では、顧客のすべての要求に無償修理では到底応えられるわけがありません。
第2点目は、これを第三者に漏らした事。もし他にも漏らされた人がいて某氏に同調して実名で会社名を公表して某社の無償修理が当然であるといったような記事を書けば、これは拡散して某社の営業の妨害や迷惑になる恐れがあります。
では、どうするのが正解だったでしょうか? 答えは明快です。修理やセットアップが手間取ってうまくいかなかった場合は、某社のSTBに適合する某社推奨機種を某社から購入すれば、万事円満解決していた筈です。