Winmdows10は安定稼働が第一
Windows10の起動速度が遅過ぎるので困っている云々・・・といった記事が多いですが、私見を述べさせていただくと、そういうことは程度にもよりますが、確実に5分以内に起動するならば支障がないでしょう。むしろ起動後の安定した稼働状態こそが大事なことです。
SSDが高速起動の必須条件
たとえば、自分のVN770/Cの場合は、元々10年も前に発売されたWindows7機種を10にグレードアップしたものであり、クリーンインストールしたものではありません。それが起動の遅い原因だとも考えられます。また、メモリ4GB、CPU=Corei460Mは良しとしても、HDD搭載機種であり、これが10の起動時のボトルネックですから、SSDに換装しないと高速起動はほぼ無理かと思われます。
安定稼働はリソースモニタで診断
正常稼働の目安は、何も操作しておらない状態でアクセスランプの点滅がほとんど無いことです。これが常時点灯あるいは点滅しているならば、深刻なメモリ不足に陥っている可能性があり、メモリ増設が必要です。でも、点滅が殆ど無いならば正常です。起動時に必要なアプリを起動してメモリ消費が増えますが、起動後は不要なメモリを順次開放していきます。やがて、メモリに大きな余裕が出来てくると大丈夫です。その様子は、リソースモニタをじっと見ていると、だんだん利用可能メモリが増えていくのが分かります。
利用可能メモリ等は起動後に徐々に増えていく
VN770/Cの場合は、起動直後は利用可能メモリが1800MB程度であったものが、しばらく待てば、利用可能メモリ=2143MBに増加しています。(内訳は、スタンバイメモリ=792MB、空きメモリ=1351MB)