よく、ネット上のステマ記事では、無料ドメインや無料サーバーは廃止になったり切れたりするから避けたほうがいい・・・というような妥当な(?)書き込みが多いようですが、自分自身は特にそういうように、無料か有料かで優劣を判断しなくて、無料版のブログには、それはそれで個人的には、それなりの良さがあると思います。
なぜならば、自分は個人的に複数の無料ブログを開設しており、1つのサイトが潰れても他のサイトにバックアップが取れていますから、殆ど困らないからです。1つきりしかブログをアップロードしていないのでしたら、ある日突然消滅したら大変ですが、そういうことは日ごろから備えを怠っていませんので、想定内です。
具体には、このブログのバックアップは、下記のURLの「続 趣味の電脳」にあります。
http://magome.blog.so-net.ne.jp/
それに、無料ドメインや無料ブログはだいたい実質は精々1年限りのものが多く、長くても3年以内に消滅なり不通になるものがかなりの数にのぼりますから、初めからいろいろと不都合のあるものや気に入らないものは自分から見限って退会すればいいのですから、そういう意味では気軽に運営できるというものです。
ところが、長期間に渉って契約し続けるのが前提のような有料サーバーの場合は、公的な団体の事務局のWEBサイトなどを構築する場合であります。この場合は、それなりの費用をかけて個別SSL等のセキュリティも万全にしないといけません。したがって無料版は、そういった公的な用途には向かなくて、とても責任を持って使えないわけです。が、有料版で公的なサイトを運営するならば、いろんな面で四方八方気を使って万全を期して運営しますから、苦労がありますが、それなりの社会的な貢献というか評価を受けますし、かなりの充実感があります。
*****************************
話を本題に戻して無料サーバーと有料サーバーの違いをもっと本質的な面で論じます。
私的なブログサイトの運営の場合は、一般的に気分は非常に自然体で楽に投稿できますし、記事内容も多少独断と偏見の部分があっても、具体的な個人や団体を指すものではないとお断りをしておけばいいのですし、面白おかしく個人的な感想として「私はこう感じた。」という風にお話に花を咲かせても許されるわけです。これが公的な団体のホームページであるならば、一切、そういった私見は許されることではないでしょう。
したがって、無料サーバーに個人的なブログを掲載するのであるならば、その記事内容を更新することは簡単にできます。具体には、写真の肖像権やプライバシーの侵害等の件についても、個人的に了承を得ておけば、大体問題がないですから、そういった面での心配事に心を悩ますことはないでしょう。けれども、公的なホームページを公費負担で有料サーバーで運営する場合は、これとは大違いです。
たとえば、多くの人が映りこんでいる団体の集合写真のホームページへの掲載については、肖像権の了解を得るために参加者500人の人々に逐一電話連絡を取らなければならないようなことでは、まあ、その公的なホームページには、永久にたった1枚の写真でも、今後は掲載できないことになるでしょう。こうなると、もうやる気が失せてしまうでしょう。(苦笑)
そして、気がつけば、もう昨年の9月から10ヶ月間も開店休業状態の公的サイトになっているでしょう。そういう悲惨な(?)状態のHPと、4~5年間も、楽しく嬉々として毎日更新している個人的なこのgooブログ=「趣味の電脳」との差は、一目歴然であり、違うのは、前者がまったく更新されていないということです。(苦笑)
10ヶ月間無更新の自分の開設しているWEBサイト・・・ http://nagomi.php.xdomain.jp/nu/