ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

珠姫てまり@鳳凰堂(金沢駅西店)

2018年06月02日 23時49分31秒 | お菓子
6月2日(土)は百万石まつりのメインイベント「百万石行列」の日.



今年はピーカンの快晴でパレード日和.
今回の前田利家さんは高橋克典さん.
Eテレの「らららクラシック」に出ていて,チェリストの長谷川陽子さんからチェロを教わっている.
チェロ弾きということで,ちょっと親近感を感じる今年の前田利家.



街へパレードを見に行くと,身動きがとれない人ごみ.
これを避けて,毎年のように家のソファーで百万石行列のテレビ中継を見ていた.
(北陸大の長谷川先生の解説つきの生中継)

案の定,いつの間にかウトウト.
ふと気がついたら,もう夕方.
前田利家は金沢城に入城するところ.
百万石行列のフィナーレ.

ソファーの上でウトウトしていたら,あっと言う間に快晴の1日が終わった.
ちょっと,もったいなかった?
日ごろの睡眠負債を解消できたので,まあいいかぁぁぁ~.

百万石まつりと言えば「珠姫てまり」.
この季節にしか手に入らない限定もの.
今年は「鳳凰堂」の「珠姫てまり」をゲット.

ちなみに,この店のHPによると,金沢で最初に金箔を使った御菓子を考案したお菓子屋さんらしい.

和菓子どころ金沢で当店は創業以来70年間老舗ののれんを守り続けてきました.
その伝統と長年の研鑽の上に,オンリーワンと称される他にはないお菓子づくりを目指しています.
ひとつひとつ心をこめた,手作りの品をお届けします.




加賀百万石三代藩主前田利常公に御輿入れされた珠姫様をイメージして創作した百万石まつり限定の金沢の和菓子.
金箔の華やかさと,手まり麩の可愛らしさを折り合わせたデザイン.
珠姫が優雅に手まりと遊ぶところを表している.



すりおろした山芋と米粉(薯蕷粉、上新粉)を練った生地.
とてもしっとり.



餡は白あん.



珠姫様は徳川家康の内孫で,前田利常の正室.
1601年に江戸から金沢に入り,この時わずか3歳で結婚.
3男5女を出産し,夫・利常公とは非常に仲の良い夫婦であったと伝わっています.
1622年五女を出産後,珠姫様の乳母の策略によって利常公の御成が無くなったのを寵愛が薄れたからと誤解し,衰弱死したと云われています.
享年24歳の若さでした.