ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

夜のビールは苦かった

2017年09月07日 03時55分25秒 | いってQ
今日のRegensburgの朝は雨。
鉛色の空に覆われている。
ISHC会場前の謎の黒いボールも雨に濡れて黒光り。



午前中、Albert Padwaが座長を務める。
有機化学のスーパースターたちが目の前にゴロゴロ。

そんな中、北先生のISHC Senior Awardの受賞講演。
日本の有機化学が世界的に評価されました。

後ほど、ポスター会場で北先生とお話をさせていただきました。

「こういうところに、どんどん顔を出して刺激を受けなさい。
できれば学生さんも連れてきて、いろいろと経験をさせなさい。」

と、ありがたい激励のお言葉をいただきました。

北先生は73歳になられたそうです。
その歳でと言っては何ですが、時差ボケなんかなんのそので、ガンガン海外で仕事なされているお姿は見習いたいものです。
国際学会に参加してみたい学生さんは、ぜひうちのラボの配属生になりましょう。

今日のMENZA(学食)のお昼ごはんは豚肉、トマトスープ、サラダにしました。
ドイツの学食は、毎日ガッツリ飯です。
トマトスープが美味しかった。



夕方からポスター発表。
いよいよ出番です。



まずは、3分間のフラッシュ・プレゼン。
ポインターの使い方でまごついてしまう。
おかげで、プレゼンがガタガタ。
途中でセリフが飛んでしまったのか、予定時間より随分早く終わってしまったような・・・。
まだまだ修行が足りません。



1,5-azastibocineを使ったHeck型反応の発表は、国内よりも国外のほうが受けがいい。
アンチモンが入った複素環がunusualらしく、どうしてSbなの、Sbのどこがいいの、などの素朴な質問が多かった。
日本では、そんな質問はまずないよね。
典型元素の化学は、日本が世界をリードしていることを実感。
英語で説明するので、冷や汗タラタラ、のどもカラカラ。



夜ごはんは、Deutsches Welsfiletとビール。
鱒のフライとポテトの組み合わせ。



ポスター会場でカラカラになった喉を、冷たいビールでうるおす。
Bitburgerという白ビール(Weissbier)。
このビールがとても苦く感じたのは、今日のフラッシュ・プレゼンの苦い経験が尾をひいていたためなのか・・・?





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