ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

ニッカウヰスキー余市蒸留所

2012年03月28日 22時15分31秒 | Weblog
年会が始まる前の日に,ニッカウヰスキーの余市蒸留所を散策.
小樽の製薬会社に勤めているラボの卒業生が,案内してくれました.
感謝,感謝,ありがとう.



この蒸留所は,登録有形文化財に指定されている歴史的な場所.
国産ウイスキーの発祥の地.
スコッチ,バーボンに並ぶJapanese whiskyの聖地.







余市はスコットランドと似た気候の街.
もうじき4月になるというのに,蒸留所には雪が残っている.
おいしいウイスキーは,極寒の空気ときれいな水に恵まれた大地で育つ.







蒸留所にあるウイスキー博物館.
ガイドのお姉さん,とてもカワイイ.





二条大麦の発芽により産出される麦芽糖を,麦汁として絞り出す.
それを酵母で醗酵させてもろみを得る.
このもろみからアルコールを抽出し,蒸留する.

銅製の蒸留装置.
この蒸留所では,世界で唯一,石炭の直火で加熱している.
ウイスキー職人の10年におよぶ経験が必要とされる作業.



この蒸留は2回繰り返される.
ポットスチルがずらりと並ぶ光景は,ウイスキー好きにとってたまりまセン.
匂いもいい.
目によし,鼻によし.



蒸留した原酒を樽に詰めて熟成.
木のぬくもりに抱かれながら,ゆっくり流れる時間がウイスキーを育てマス.









たったひとつの樽で熟成され,瓶詰めされてたシングル・カスク.
1ケ所の蒸留所で熟成させたモルトウイスキーを絶妙のブレンドで混合したシングルモルト.
複数のモルトをヴァッティングし,リッチな風味が特徴のピュアモルト.



試飲は左から「鶴17年」,「アップルワイン」,「余市10年」.



ピュアモルトの「鶴」は,芳醇でまろやかな味.
シングルモルトの「余市」は,荒々しく力強い燻製のような香り.
個人的には,アイラのモルトを連想させる「余市」が好き.

窓の外は一面雪に覆われた原野.
最高のシチュエーションでウイスキーを楽しみました.



あっちゃん,いろいろ有難うございました.





















味噌ラーメン@ひぐま(すすきのラーメン横丁)

2012年03月28日 21時40分07秒 | 北陸ラーメン大学
札幌での年会に参加するため,3月28日(水)朝9時の飛行機で小松空港から千歳空港へ向かう.
金沢は,前日の夜中から激しい雷雨.
稲光と雷鳴で,なかなか眠れない.
遠足に行く前の小学生と同じ.

寝不足のまま飛行機に乗って,速攻でウトウト.
居眠りしていると,あっと言う間に北海道に到着.
居眠りする前は雷雨だったのがウソのように,こちらは晴れている.

ピリッとした空気.
高くて澄んだ青い空.
北の大地はすがすがしい.
(ほんとうは,ちょっと寒かったけれど・・・.)





まずは荷物をホテルにデポして,お昼ごはん.
札幌の観光名所である「ラーメン横丁」へ直行.



この横町の狭い路地に,小さなラーメン屋がズラリと並んでいる.
どの店に入ろうか,迷うところ.
行列に並ぶのも面倒だし,お客がいない店に入るのも勇気がいる.



結局,カウンターでお客が数人並んでいた「ひぐま」に入る.



せっかく札幌に着たので迷わず「味噌ラーメン」を注文.



独特の黄色い玉子麺.
中太の角麺.
加水率が高くツルツルしているが,強く縮れているので濃厚なスープが麺にべっとりと絡むので美味しい.



札幌の味噌ラーメンには野菜炒めが必ず入っている.
野菜を炒めた時にフライパンににじみ出る水分を,そのままスープに混ぜて使う.
「ひぐま」では,モヤシ,キャベツ,タマネギと挽肉を炒めた時にゴマ油を少し使っている様子.
味噌スープから,ほんのりとゴマ油の香りが漂う.
粘り気があるこってりした食感のスープにも関わらず,食べた後にギトギトした脂感や塩辛さはない.
まさに,札幌独特の「こっさり」したスープ.

本場の味噌ラーメンは,一杯目から大変おいしゅうございました.

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