The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2011 ヴォーヌ・ロマネ ミッシェル・グロ

2015-12-21 19:40:06 | ワイン
あまりワインを括って表現はしたくはないけれど、どうあがいても最近の自分は、いわゆる自然派と呼ばれるワインを飲む機会が多い。
それでも何かの記念の日であったり、人が集まったり、週末だったりすると、従来型のボルドーやらブルゴーニュも開けるのだ。

その日は、何のことはない日曜日で、まあ週末といえばそうだけど、むしろ人のFB眺めてて、ブルピノを飲みたくなった!というのが偽らざるところだろう。
で、セラーの最上段にあった若いヴィンテージで少し及び腰だったけれど、ついつい表題のワインを開けたのだ・・・

もちろん、ヴォーヌ・ロマネだし、ジャン・グロだし、不味かろうはずがない!





でもこんなこと言っちゃあ、他の大先輩諸氏に叱られるかもしれないが、何かおかしい・・・
美味しいには美味しいが、ナゼか納得出来ないのだ!

正統派の香気に満ち溢れ、背筋の通ったスタイリッシュな佇まい、そして隙は無く緻密だ!
飲んでみて、未だ飲むのに早いということは、もちろんそれは当然のことながら分かる!
しかしどこかお上品で、気取りが見えて、セクシーではないのだ・・・

ではこの対極にあるワインというのは、何だろう?

それは最近飲みつけてる、あの括りのワイン・・・
そうくるか、このヴァン・ナチュール!
この高価なワインに対して値段半分で、生気とダイナミズムとエロさで対抗するのだ!

だからと言って、ジブンはそれだけに固執はしないし、記念日や週末にはグランヴァンも開けるけど、この流れは無視できないのも確かだ。

ミッシェル・グロよゴメンなさい、最初は閉じていたけど、2日目は最高に美味しかった!
あなたは今もワタクシの心のワインなのだ。

でも、少しばかりでイイから、このワイン馬鹿のヴァン・ナチュールの冒険をさせておくれ!
かならず戻ってくるから・・・(笑)


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