The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 ジュブレイ・シャンベルタン クロード・デュガ

2011-10-14 05:30:39 | ワイン
その日の後半の赤ワインに備えるべく、
『野菜のグリル』と『豚足のガレット』をオーダーしまして、
くだんのワインの登場を待っていたんですね・・・

程なくK君うやうやしく、大ぶりのバルーンタイプのグラスに濃厚な色合いのワインを、
ナミナミと注いでワタクシタチの前に差し出しました。

グラスの形体を無視さえすれば、この色合いの濃さを鑑みるに、
まずもって想像するのは、ローヌのグルナッシュ、
もしくはイタリアのサンジョベーゼあたりでしょうか?

そんなことを考えながら、一口含むべくグラスに顔を近づけますと、
『ナンジャア、こりゃ!』と松D優Sのモノマネはしなかったのですが、
ほとんどそんな感じで、その香りの複雑性に驚かされてしまったんですね・・・

ソコには『ジンジャー』や『シナモン』の風味に、『ブラック・オリーヴ』『黒胡椒』があり、
待っていますと『乾燥したハーヴ』やら『トリュフ』の香気も立ち上がります。

もちろんベースには『ブラックカラント』に『ブラックチェリー』のアロマあって、
ソレが混然一体となって気前良く放たれるわけ・・・

そして実際口に含みますと、確かに濃い!
しかしながら膨大なタンニンと濃厚なエキスの向こうにはシッカリとした酸度がありまして、
総体的に考えますとピノ・ノワールは間違いないだろう・・・
と考えるにいたりました。

ヴィンテージは2008年あたり、そしてニュイ!
村名はあてずっぽうで『ジュブレイ・シャンベルタン』と正解が続きまして、
嬉しいやら、ビックリやら・・・

で、造り手はとなった時に、以前2009年物の『クロード・デュガ』を頂いておりましたので、
まさかソレはないだろう、と高をくくっていましたら、ヴィンテージ違いの2008年だと・・・



思わぬご褒美にワタクシ喜色満面!

もちろん『ガレット』とのマリアージュは見事であった事はいうまでもありません!
その後ユックリと時間をかけて楽しませていただきました。

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ココが最安値でしょうか?

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