The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

アペラシオン マルゴーの神秘的な熟成とは?

2010-02-11 12:58:28 | ワイン
若いマルゴー村のシャトー



この前はシャトー・フェリエールを話題にしたのですが



その味わいに独特の辛みを感じることに触れました。



マルゴー産のワインは『シナヤカで、カドがなく、女性的・・・』と



ワインに関わる多くの業者による短絡的な刷り込みが行われ



ある意味間違ったマルゴーのイメージが出来上がってしまったように思われます。



フェリエールやディッサンやデュルフォール・ヴィヴァン・・・



更には大御所のシャトー・マルゴーなどは実はカベルネが中心のワインでして



若いうちのカベルネの味わいと風味は説明するまでもありません!



一方マルゴー村の物でもメルロー比率の高い果実味が豊富で



汁気の多いタイプの物もあるわけですが、その代表格と聞かれれば



先ず第一に『シャトー・パルメ』と答えるでしょう!



そして実に絶妙のタイミングでご相伴に預かったのですが



見事に熟成しきって、まるで丸みを帯びたブルゴーニュのようなマルゴーワイン!



正しく1991年物のシャトー・パルメであったわけです!



マルゴー村は一筋縄ではいきません!



そして神秘の熟成によって極上のシナヤカさを見せてくれるでしょう!


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1991年 シャトー・パルメ ココが最安値↓


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