The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

イタリアン・スペシャル・ナイト!

2007-07-22 13:12:06 | ワイン
21回を数える『ワインとキュイジーヌの夕べ』では、
過去2回のイタリア特集を組みました。

イタリアって難しいですよね・・・
なぜかと言えば、本流のフレンチのエレガンスに慣れた者には、
どこか御仕着せがましさや、強い自己主張が目立ってしまうからです!

でも、料理と一緒のイタリアワインはその実力を発揮します!
グングン食が進み、会話を演出し楽しさ倍増ってところでしょうか?

昨晩の『ワインとキュイジーヌ・・・』のリストは以下の通り!
大盛り上がりのスペシャルナイトになりました。

NV Franciacorta Brut Nature Enrico Gatti

2004 Calvarino Soave Classico Pieropin

2002 Chardonnay Valter Mlecnik Slovenija-Blind-

1998 Dulcamara I Giusto & Zanza Toscana IGT

1998 Ir Carbonaiona Toscana IGT

1998 Brunello di Montalcino Vigna Pianrosso Ciacci Piccolomini D'Aragona

1996 Barolo Les Coste Grimaldi Giacomo

1996 Barolo Reserva Grand Bussia Aldo Conterno

1991 Sassicaia Tenuta di San Guido

2004 Chambolle Musigny La Comb D'Orbeau Bruno Clavrier-Blind-

2000 Passito della Rocca Bianco Veneto Passito Pieropan 500ml

この中でのメインはやはり後半の2本でしょう!
特にもスーパータスカンの草分けにして、ボルゲリの重鎮!
カベルネ・ソーヴィニオン70%、フラン30%の完全なるボルドーブレンドの『サッシカイア』の91年ものは美味しかった!

今月の『夏の闇鍋』でも86’物サッシカイアの擬似ボルドーぶりが話題になりました!
それもこれも熟成の成せる技!!
長い年月がテロワールを吹き飛ばしてしまいます。

鉄分を感じるミネラル感やスパイシーさ、
セミドライのプラムの果実や、皮のニュアンス!
タンニンのまとめ具合、酸味の下支えなどなど・・・
僅かに感じる底の甘味が微妙と思うだけ!
左岸ブレンドのタスカンも古酒右岸と感じるのも無理はないでしょう。
16年の歳月で見事にメタモルフォーゼであります!

もう一方の久しぶりやのグランブッシアと、その他のコメントは後ほど・・・

参加の皆様に感謝申し上げます!
ではまた・・・

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ごっぞさまでやんした (酔い悪)
2007-07-22 23:48:09
久々のイタリア特集、大変美味しゅうございました。ワインって国柄を反映するものだなあと感じさせられました。フランスより肩肘張らずに頂けていいもんです。
会のメンバーもみなさん楽しくて、こちらも肩肘張らずに参加できるので某・・・・よりこっちの会の方が好きですねー(誤解の無いようにZooの事ではありませんよ。今週のモレサンドニも楽しみです)これからも楽しい会でありますように。
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チョィ悪には極楽か? (オテル・ド・ヤマダ)
2007-07-23 00:12:01
御世話様です!
確かにイタリアのスタイルを堪能しましたよね!
イタリアンは料理とワインの楽しさを教えてくれます。

そのうちまたやりましょう!
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