このワインがいかに手に入りにくいものかをワタクシは知っている。
だからと言って、飲みたくてしょうがない代物でもなかったのも事実なのだ。
実は今回ワケありで飲めたのも、正しく偶然で、それは軌跡に近い出来事だった。
そして飲んでみて、なるほど何故にこのワインが、世のワイン好きから引く手あまたであるかの理由もいくつか分った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/ca/e0a4c990f54974b4e5787f2e23b4737f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/40/7caeb0fd969ad5e403d3b830b660e4b5.jpg)
色合いや風味がどうであれ、1999年が素晴らしい出来のサヴァニャンが採れたことは明白だ。
それは酸化熟成の特有の香味を伴いつつも、果実には非常に強い旨みが閉じ込められている。
そして濃密な液体を舌で転がしながら飲み込むと、そこには壮麗な酸味の下支えがあり、後ろ髪引かれる余韻もある。
加えてこれが一番大事なことなのだが、他のナチュールに見られる否定的な香りは微塵も感じる事は無いのだ。
それは相当な年月を持ち応えた上質なシェリーでもあり、アジアのスパイス市場にでも迷い込んだかのようでもある。
このワインはこの際、ここでおさらばでも良い。
日常に有るべきワインでも無いのだろう。
フッと湧いた飲めるチャンスに、当方これだけのワイン・エクスペリエンスがあって良かったと心底思うだけ。
持ってきてくれたYシャチョーに心から感謝なのだ。
だからと言って、飲みたくてしょうがない代物でもなかったのも事実なのだ。
実は今回ワケありで飲めたのも、正しく偶然で、それは軌跡に近い出来事だった。
そして飲んでみて、なるほど何故にこのワインが、世のワイン好きから引く手あまたであるかの理由もいくつか分った。
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色合いや風味がどうであれ、1999年が素晴らしい出来のサヴァニャンが採れたことは明白だ。
それは酸化熟成の特有の香味を伴いつつも、果実には非常に強い旨みが閉じ込められている。
そして濃密な液体を舌で転がしながら飲み込むと、そこには壮麗な酸味の下支えがあり、後ろ髪引かれる余韻もある。
加えてこれが一番大事なことなのだが、他のナチュールに見られる否定的な香りは微塵も感じる事は無いのだ。
それは相当な年月を持ち応えた上質なシェリーでもあり、アジアのスパイス市場にでも迷い込んだかのようでもある。
このワインはこの際、ここでおさらばでも良い。
日常に有るべきワインでも無いのだろう。
フッと湧いた飲めるチャンスに、当方これだけのワイン・エクスペリエンスがあって良かったと心底思うだけ。
持ってきてくれたYシャチョーに心から感謝なのだ。