ワイン・バブル前のフィリップ・ルクレールについて語れば、枚挙の暇も無いが、ここ数年はこのワインと係ることはまず無かった。
さながらヘヴィーメタルのロック野郎のような井出達だと、その当時彼の風貌を聞かされて、そのイメージのリンクによって、なるほどね♪と妙に納得しつつ飲み込んだのを昨日のことのように憶えている。
すなわちルクレールのワインは、その風貌を地で行くように、エネルギッシュであり、骨太で、クラシック・スタイルを絵に描いたようなワインだった。
漏れ聞く話では、最近のルクレールはそうではなく、果実のしなやかさも加わってきたとのことだが、この2002年物は昔のスタイルのまま!
15年の熟成期間によってメタモルフォーゼしているものの、大きなヴォリューム、緻密で堅牢なタンニン、そしてジュブレイのテロワールをものの見事に投影しているのだ。
そこに肉があれば、素晴らしくガストロノミックなワインに変貌し、肉が無くてもシリアスに内向的に、ワインのみ楽しめる立ち居地に納まれるワインと言えるだろう。
このワイン、古いものを持っていれば最高だが、もし無かったとしても、どこかで偶然古いものが見つかれば、思いのほかアッパーな価格にはなっていないというのも嬉しいのだ。
こんなワインを見つける面白さに明け暮れるワイン少年めっけ!(笑)
なによりです。
さながらヘヴィーメタルのロック野郎のような井出達だと、その当時彼の風貌を聞かされて、そのイメージのリンクによって、なるほどね♪と妙に納得しつつ飲み込んだのを昨日のことのように憶えている。
すなわちルクレールのワインは、その風貌を地で行くように、エネルギッシュであり、骨太で、クラシック・スタイルを絵に描いたようなワインだった。
漏れ聞く話では、最近のルクレールはそうではなく、果実のしなやかさも加わってきたとのことだが、この2002年物は昔のスタイルのまま!
15年の熟成期間によってメタモルフォーゼしているものの、大きなヴォリューム、緻密で堅牢なタンニン、そしてジュブレイのテロワールをものの見事に投影しているのだ。
そこに肉があれば、素晴らしくガストロノミックなワインに変貌し、肉が無くてもシリアスに内向的に、ワインのみ楽しめる立ち居地に納まれるワインと言えるだろう。
このワイン、古いものを持っていれば最高だが、もし無かったとしても、どこかで偶然古いものが見つかれば、思いのほかアッパーな価格にはなっていないというのも嬉しいのだ。
こんなワインを見つける面白さに明け暮れるワイン少年めっけ!(笑)
なによりです。