塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

横浜FC、山口監督の下で見事な蘇生

2012-11-04 22:57:12 | 日記
 「これが最後の横浜ダービー!」

 2007年三ツ沢でF・マリノスが、この年初めてJ1に昇格した横浜FCに敗れたあと、日産スタジ
アムに掲げた横断幕にこの文字が記されていました。

 その意味は

 「横浜を代表するクラブはF・マリノス」
 「俺たちがJ2に降格することなど無い。だから万年J2のお前たちと、今後戦うことは無い!!」

 という、選手と自分たちへの厳しい戒めと、横浜FCへの挑発が含まれていたと思います。

 その横浜FC、2013シーズンJ1で戦う可能性が出てきました。

 岸野監督から現在の山口素弘監督への政権交代が功を奏したことは事実でしょうが、何かほかの要因が
あったとみるべきでしょうか?

 それは現在のJ2が混戦模様で、昨年降格したアビスパが成績不振を理由に1年で前田監督を解雇した
ことから理解できます。

 それまで

 「スポルト コメンティーター」

 を務めていた山口氏があわただしく降板したことを僕は覚えていますが、彼はクラブの練習、そして選手
の力量をつぶさに観察して

 「適切な言葉、適切な練習」

 を心がけたと予想します。

 勿論山口氏がかつてのフリューゲルスの一員だったことも影響しているはずです。

 仮に横浜FCが昇格すれば、来季のJ1におけるトピックスのひとつが生まれます。
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長野県サッカーの縮図を見た

2012-11-04 22:43:25 | 日記
 今日4日はアルウィンで冬の選手権長野代表を決める決勝戦が行われました。

 決勝に進んだのは長野市の長野日大と、松本市の創造学園で延長でも決着がつかず、PK戦の末に後者
が勝利しました。

 僕は地理的に近い長野日大を密かに応援していたのですが。

 残念です。

 単なる僻みですが、長野県は高校サッカーも天皇杯決勝も、舞台をアルウィンで行いますが、会場を長野
や千曲など持ち合わりにできないかな。と思う時があります。

 観客動員はこの試合7200人との事で、僕の提案が無理なのはわかります。

 しかし長野県は縦に長く、山雅や周辺の学校は簡単に遠征できますが、他の地域からの遠征はお金もかか
りますからね。

 持ち回りを提案したのは、

 「出来る限りクラブ、学校が平等にお金と移動時間を費やす」

 という観点の為ですが、今後もアルウィンが舞台として目指す場所になるのは間違いありません。

 今回初めて知りましたが、実は「北信」と呼ばれる長野市周辺の高校は、今だかつて一度も冬の選手権の
代表になったことが無いというのです!

 正直驚きました。

 確かに県代表と聞いて連想するのが

 「松商学園」
 「都市大塩尻」

 という中信(松本、塩尻周辺地域です)の高校が代表になる事が多かったですね。

 何だか高校の世界でも、あと一歩山雅に戦績で追いつけないパルセイロと同じ姿が重なり、今の県サッカー
全体の縮図を感じたのは皮肉というべきでしょうか。
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ファンがお金を負担するとき

2012-11-04 00:33:34 | 日記
 僕はパルセイロの当日券をしなの鉄道戸倉駅の窓口で買っています。

 価格は800円で、南長野では1000円で販売しています。

 北信越リーグ時代、パルセイロも山雅もチケットを500円で販売していましたが、先鞭を付けたのはパル
セイロの方です。

 それはクラブが

 1・スポンサー収入以外の資金
 2・将来プロを目指すならば、今のうちから入場料を徴収して選手の意識を高める

 という目的を立てた為と予測します。

 実際パルセイロはJFL昇格の為に最適の年と目された2008年、その目的を果たせずに終わり、DFの
丸山と首相の貞富というプロ選手との契約を見送りました。

 AOKIのような大企業がスポンサーに付くことは、それだけ大きいことであると痛感しましたし、同時に
スポンサー収入だけに頼ってはいけないことを、クラブは学んだのでしょう。

 僕のようにひとり観戦のファンはともかく、プロ化になれば親子連れが捻出する資金は高くなり、歓迎され
ない面もあるでしょう。

 ファンにお金を使ってもらうのがサッカークラブの知恵の出しどころではあるのですが。

 例えばレプリカ・ジャージ、オーセンティックジャージのデザインを変更を現行の1年から2年にしたなら
ば、観戦費用に回せる可能性はあるでしょうか?

 確かにジャージの売り上げは大きいでしょうが、観客動員が伴わなければ意味がありません。

 幸運にも考える時間はいくらでもありますから、皆で知恵を出し合いたいところです。
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スタジアム問題はチケット問題と連動

2012-11-04 00:23:40 | 日記
 昨日僕は休日申請を行い、戸倉体育館に信州ブレイブ・ウォリアーズの試合を観てきました。

 新シーズン初の千曲市ホームの試合であることもそうですが、僕はもうひとつ、観戦理由を胸に秘めて
いました。

 それは「チケットの値上げ」です。

 僕が観戦した2回自由席は、昨年より300円値上げして1800円で今季は発売されています。

 ローソンの端末「ロッピー」で購入する際、手数料105円が加算される為に今回僕は1905円のお
金を払っでの観戦となりました。

 税金同様、スポーツ観戦の際のチケット値上げの動きは当然感謝されるものではありませんし、この値
上げが観客動員にどう影響するか、見て観たかったのです。

 昨日の観客数は1316人と聞きましたから、値上げによる観客動員現象の懸念は、まずは回避された
のかもしれません。

 しかし、チケットの値上げは即ち

 「試合の質を高めること」
 「選手とコーチには勝つための重圧」

 がのしかかりますから、良い意味で刺激になると良いですね。

 例えばパルセイロが目標としている2016年にJ2に昇格すれば、当然チケットの値上げを検討する
でしょうし、事実そうならなければいけません。

 しかし、戸倉体育館は自由席でもしっかりイスで区切られており、個人のパブリック・スペースは確実に
維持できます。

 ですが現在の南長野のメインスタンドは

 「ベンチと芝生席」

 と言う形で区切る空間が無く、個人が持参したシートで場所を確保しています。

 僕は今季入会した際に頂いたオレンジマットを敷いています。

 パルセイロがプロになった際は、スタジアム整備だけでなく同時にチケット問題も解決せねばなりません。

 欲を言えばゴミを減らすために「イートイン」、つまりレストランタイプの店に出店も検討すべきだと思
います。
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