塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本革スパイクと革靴を通じて学ぶこと

2012-11-10 23:22:02 | 日記
 僕は仕事用に革靴を3足携帯し、ローテーションで履いています。

 その内の2足は来年で6年目になり、今年に入ってからそれぞれ靴底を修理に出しました。

 昨日「宇野沢祐次」のサインを頂いた靴屋さんで全て購入したもので、その旨を話すととても満足そうな
表情でした。

 売る側からすれば、提供した品が長持ちして顧客満足に繋がれば、これほど嬉しいことはありません。

 でも僕の両親は

 「それだけの修理費がかかるなら、新調した方が得。」

 と言います。

 修理費は3000円にも満たないのですが、安い革靴は耐久性に欠ける側面がある為、僕は購入を控えて
います。

 むしろ今までの靴が足に馴染み、革その物が良い塩梅でエイジングされていますので、手入れをしながら
付き合っていきたいと思います。

 サッカーでも本革を愛用する選手は、革の質感と足入れの感触がまるで自分の体の一部のように感じてい
るのではないでしょうか?

 アディダスのコパ・ムンディアル
 ミズノのモレリア

 本革のベストセラー・スパイクは、ブランドが丁寧に革をなめし熟練の職人が情熱を持って縫製していま
す。

 今スパイクの主流は完全に合皮ですが、本革のスパイクも廃れる事はないでしょう。

 本革スパイク、そして上質の革靴を買うことは

 タンナーと靴職人の雇用を護る側面があり、同時に日本の物づくりにスポットライトを当たらせます。

 革は関心が無い方でも、上質科安物かがわかってしまう代物ですので、お金を出せる範囲で最高の品を買い
たいと思います。
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新幹線が石川県まで延びたなら

2012-11-10 23:10:34 | 日記
 明日、千曲市では市長選挙が行われます。

 長野新幹線が長野どまりだったのが石川県にまで延長することを踏まえ、千曲にも新幹線駅を誘致したら
どうかという根強い意見があります。

 戸倉駅はかつて特急あさま号が停車し、戸倉上山田温泉を目指して来た方を出迎える送迎バスが駅前に数
多く見られたことは事実です。
 
 僕自身は新幹線の駅は必要ではないと考えていますが。

 ただ、新幹線の拡張が長野駅周辺に活性化に役立つことは予想できます。

 長野パルセイロ関係で言えば、ツエーゲン金沢との対戦にバス移動でなく新幹線移動も将来あり得るかも
しれませんし、川崎フロンターレやガンバ大阪のように、敵地に遠征する際の

 「電車ジャック」

 がパルセイロ側で起きるかもしれません。

 つまり、電車そのものを貸切りパルセイロファンのみが乗車できるという具合です。

 将来パルセイロがJ2、J1の階段を上るならばカターレ富山、アルビレックス新潟という日本海側のクラ
ブと戦う際に便利でしょうね。

 勿論東京、神奈川方面も同様ですが。

 僕は仕事の面接で新潟、大学受験で金沢に出向いたことがありますが、直江津で電車を乗り継いだ記憶があ
ります。

 普段電車に乗らない方には

 1・切符の手配を支払い
 2・電車の乗り継ぎ

 に大きな不安があります。

 新幹線が石川まで延びれば時間の短縮と乗り継ぎの負担が随分軽減できます。

 今後の成り行きに注目します。

 
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チアゴ・メッシ、父との比較か尊重か

2012-11-10 00:38:57 | 日記
 パオロ・マルディーニですら、幼少時は

 「ミランに入団できたのは、父親がチェーザレ・マルディーニだから。」

 と陰口を叩かれていたのです。

 彼の息子さんも既にミランと深い関わり合いがあるのですが、幸運にも父親とは異なり自分の家柄を意識する
事は少ないようです。

 「両親との対比」

 は子供にとって苦痛ですし、兄弟すべてが同じ分野に進んだとしても皆が秀でた結果を得られるわけではあり
ません。

 メッシもその点はわかっているでしょうし、周囲も

 「メッシの息子」

 という声のかけ方は控え、チアゴの発想を大切にしてほしいものです。

 もしかしますと、チアゴとの契約を望んでいるのはバルセロナだけでなく、ドイツの老舗も同じかもしれませ
ん。

 アディダスとしては将来、彼に大型契約を持ちかけるでしょうし、メッシもアディダスが契約先ならば喜んで
息子に紹介するはずです。

 これはあくまで

 「チアゴが職業にサッカーを選択した際」

 という仮定の話ですが、自然とその流れに乗ることは間違いありません。

 プロ野球の世界ではドラフトは

 「職業選択の自由に反する。
  アメリカのように、ドラフトを有効活用するためにはフリー・エージェントの権利が不可欠。」

 と言われています。

 ドラフトが職業選択の自由を奪っているならば、チアゴ・メッシの置かれた状況は更に過酷という捉え方が
できます。
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バルセロナ、メッシの息子を囲い込む

2012-11-10 00:30:23 | 日記
 生後一週間で自分の人生が決まる。

 リオネル・メッシの息子、チアゴの運命はバルセロナと共に彩られることが決定したのですが、正直
この決定をどう捉えてよいのか判別が付きません。

 「自分の将来を自分で判別できなかった苛立ち」

 をチアゴが感じる可能性もあれば、

 「父と周囲の決定は当然だよ。」

 と、その決定を潔く受け入れる可能性もありますが、もし僕が彼の立場ならばいくばくかの反抗はする
でしょうね。

 クライフとジョルディ。

 後者はバルセロナだけでなく、オランダとスペインという国籍の選択でも狭間で苦しみ、常にファンと
メディアの視線に耐えなくてはいけませんでした。

 前者が選手時代、バルセロナに入団する際

 「ファシズムのクラブとは契約しない。」

 と宣言した瞬間、彼の子供たちは父親の敷いたレール、言い換えれば決断から逃れる術を持ちあわせる
事がなかったのです。

 クライフが会長のヌニェスとの不和に耐え切れず、バルセロナを去るとジョルディはマンチェスター・
ユナイテッドに移籍し、オランダ代表として96年の欧州選手権に参加します。

 もし将来メッシがバルセロナの要職に就いた際、クライフと同じような権力闘争に巻き込まれる可能性
はありますし、

 「チアゴ・メッシ」

 は既に今の段階で父親の残像を引きずりながら、母乳を与えられています。

 果たして世界はチアゴをメッシの息子ではなく、ひとりの人間として尊重する度量を持ち合わせている
のでしょうか。
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