塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サンガ、プレイオフで力尽く

2012-11-18 23:09:55 | 日記
 トリニータに4失点で敗れ去った京都サンガは、プレイオフという新しいレギュレーションの犠牲者なので
しょうか。

 よくアルゼンチンでは現行制度がころころ変わり、選手とクラブが混乱することが多いのですが、これはあ
くまでリーグ、加えてアルゼンチン政府の一方的な都合によるものです。

 (例えばワールド・サッカーダイジェストの2012年9月6日号の名物コラム、楽天南米はこの点に触れ
  ています。)

 今回のプレイオフも、僕の記憶ではシーズン開幕後に突如決まったもので、この点を示唆すればサンガはあ
る意味システムに振り回された面はあります。

 厳しい見方をすれば

 「2位につけていながら、自動昇格できなかった点」

 も同様に言及すべきでしょうし、大木監督もその点は痛感しているはずです。

 ただプレイオフが一発勝負という側面があることも確かですが。

 サンガの事例からわかることは

 1・J2で2位に入ることの意義が増した
 2・長丁場のリーグ戦とプレイオフを見据えた戦力補強
 3・戦術とフィットネスの調和

 の3点が浮かびます。

 大東チェアマンは既にプレイオフの継続を見据えた発言をしていますが、資金力に乏しいクラブには厳しい側面
があるようにも見えます。

 しかし、借金を抱えていたトリニータが昇格まであと一歩までこぎつけたことは

 監督と選手の不和が浮かんだザスパ
 資金問題で揺れたFC岐阜

 にもチャンスがあるということです。

 岸野監督の時は最下位だった横浜FCの例を見れば、今季下位に沈んだ愛媛FCの巻き返しも期待できます。

 つまり現在のJ2は、適切な補強と戦術があれば上位進出が狙えるリーグであり、よりフロントの手腕が問われて
いると言えます。
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サッカーが持つ国際競争力

2012-11-18 22:58:50 | 日記
 ワールド・ベースボールクラシックにおける先発投手の球数制限。
 
 これを見ているだけでも、ワールドカップがシーズン終了後に行われる意義がわかります。

 もしワールド・ベースボールクラシックがシーズン終了後に行われたなら、日本が懸念材料として捉えている

 1・大リーグに所属する選手の招集
 2・球数制限と継投策

 に悩まなくて済みます。

 これらは日本もそうですが、特に大リーグの興行に関わるもの、つまりリーグ戦に影響があってはならないと
感じるための措置です。

 シーズン終了後ですと

 選手が疲れ切っている
 リーグ終了が日本、韓国、アメリカでまちまちで足並みがそろわない

 と思っているのでしょうね。

 サッカーはワールドカップを各国リーグ終了後に行いますが、当然閉幕時期が異なります。

 開幕が早いフランスやベルギーは当然早く閉幕しますし、ドイツやイングランドは彼らよりも遅いですね。

 しかし、皆選手に休養を与え代表合宿を開始し本選に挑む。

 これは僕たちファンからすれば至極当然の成り行きですが、他の競技関係者からすると極端な例に思えるのか
もしれません。

 またサッカーは通常のリーグ戦の間に親善試合と予選を行うことも通例です。

 つまり、リーグという興行をあえて中断してまで国際試合を行う、このやり方が浸透しているからこそ世界中
にファンがいるのでしょう。

 サッカーは他の競技からすれば異質なレギュレーションを抱えた競技ですが、だからこそ国際舞台での競争に
優れています。
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シャトルバスで幸せな気持ち

2012-11-18 18:36:00 | 日記
 今日程シャトル・バスを愛用していて良かったと感じた一日はありません。

 篠ノ井駅で下車していつものように停留所に向かうと、バスが到着していません。

 発車して間もなくだったのですが、それは僕がいつもよりも一本遅い電車に乗った為でもありました。

 停留所周辺では既に数人のパルセイロファンが待っていて、僕も本を読みながら時間を潰していましたが、
焦れてきて

 「いっそのこと歩くか」

 と思ったその拍子にバスがやって来ました。

 社内ではパルセイロのレプリカ・ジャージが飾られていた上に、1年間バスの運転手を務めてくださった
アルピコの社員の方が

 「1年間のご愛顧」

 と言う形で、南長野のゴール裏や練習風景を写真におさめパウチして窓ガラスに飾ってくれていたのです。

 「お暇つぶしにどうぞ。」

 という控えめな告知も一緒でしたが、こんな嬉しい気分でスタジアムに出かけることが出来て本当にあり
がたい気持ちで一杯でした。

 ちなみに印象に残った選手として今季アルテ高崎から移籍したFWの松尾昇悟の名前が掲載されており、
佐川印刷戦で負った怪我の状況にも触れていました。

 松尾本人がみたら、心底感激するはずです。

 ちなみに南長野のゴール裏にはライフルを抱えたゴルゴ13の横断幕が飾られており、その点に触れてい
たことも印象深いですね。

 ちなみにFW藤田が「必殺仕事人」と呼ばれていることを、今回バスに乗ることで初めて知りました。

 シャトルバスはカーボン・オフセットの点でも多大な効果が望めますので、来季観戦の際は是非皆さんも
愛用していただきたいと思います。
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コミュニケーションとしてのパルセイロ

2012-11-18 17:58:18 | 日記
 パルセイロが篠ノ井地区で確実に

 「コミュニケーション・ツール」

 に成長していることを、今日改めて確認でき嬉しくなりました。

 今日はセレモニーがあったため、牧舎バスを使わず歩いて篠ノ井駅まで向かったのですが、帰りに幾つか寄り道
をしたんです。

 そのうちの2件、本屋さんと布団屋さんでそれぞれ

 「今日パルセイロどうでした?」

 と声をかけられたのです。

 僕もそうですが、客商売の方は試合観戦をしたくとも店を閉めるわけにはいきませんから、結果が気になったの
でしょうね。

 僕はベンチコートにタオルマフラーという恰好でしたから、南長野から返ってきたことは一目瞭然の形だったん
です。

 布団屋さんでは

 「だから渋滞がひどかったんだね。」

 とここでも南長野近辺での渋滞が話題となり、加えてシーズン終盤になると調子が落ちるねという声も聞かれま
した。

 確かに天皇杯との掛け持ちは相当堪えたのは間違いないでしょうが、パルセイロが前半戦と同じような勝ち点を
積み重ねていれば、今日の最終戦は

 「優勝報告会」

 も加わっていたかもしれません。

 以前にも書きましたが、バスの停留所で待っているお年寄りが、レプリカを着ておめかしをしているのを見ます
と、パルセイロの試合を観ることが

 「張り合い」

 担っていることが確認できます。

 今日は非常に冷え込んだ一日でしたが、若い女性でタイツにデニムのミニスカートという服装を見かけましたし、
ヴィトンやコーチの鞄を抱えているのを見ると苦笑してしまいますが。

 思い思いの服装で観戦する。

 これも楽しみのひとつですし、それで観戦に彩りが加わるなら良しとしましょう。
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パルセイロが抱えるシャトルバス問題「

2012-11-18 17:49:02 | 日記
 「今日の入場者数は」

 一呼吸置いてからの場内アナウンスは「4127人でした!!」

 それに続く観客席からのどよめきと拍手。

 今日2012年の最終戦をホーム南長野で迎えた長野パルセイロは、遂に観客動員数が4000人を突破しま
した。

 その背景には薩川監督の退任と引退する佐田のセレモニーも当然あるでしょうが、パルセイロが地道に行って
きた普及活動が、実を結び始めているのでしょう。

 ただ、喜んでばかりもいられません。

 クラブは早急に解決すべき問題が浮上しました。

 それは試合開始前の南長野近辺の渋滞問題です。

 ここ1か月の間、観客動員が3000人をクリアし、それに伴いシャトルバスの運行が定刻通りに間に合わな
い可能性が出てきました。

 シャトルバスで南長野に出かけた方はご存知ですが、南長野に侵入するには国道18号で一回、更に一回右折
レーンに入らねばなりません。

 国道はまだ良いののですが、その後の右折レーンが非常に混雑しており、今日もひどい有様でした。

 南長野は複合施設ですから、一概に車の利用を制限できませんし、僕のような独り者と家族連れでも条件は異
なります。

 クラブも様々な形でシャトルの利用を呼び掛けてはいるのですが。

 南長野ではプロ野球の公式戦も開催されますが、その際はもっと運行は余裕があるように感じます。

 それは野球とサッカーではバスの停止場所が異なる為ですが、いっそのことシャトルの停留所を別口に用意す
るのも一つの方法です。

 そうしますと停留所から随分歩く形になるのですが。

 難しい問題が生じています。
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