塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

滑って転んで考えた

2012-11-14 23:29:26 | 日記
 気付いた時は転倒していました。

 業務終了後、食品売り場のワゴンセールを覗いていると、滑って気付いた時にはもう尻餅をついていま
した。

 足もとを見ると、敗れたビニール袋とソースのような液状のものが床に付いており、そこに足を取られ
ていたのです。

 すぐにレジの方に清掃担当者を呼ぶようお願いしましたが、滑ったのが僕でまだ良かったと思いました。

 勿論僕も業務を終了しており、立場は通常の一般客を変わりませんが、これが本当の意味での一般客で
術って転んで怪我でもしたら、店の責任問題に発展しかねません。

 でもこれはおかしいですよね。

 「店が清掃を怠ったこと」

 が転倒の理由ではありません。

 「自分の取った行動に責任を持てない一般客のはしたない行為」

 が根本の理由であり、その人間が店の床にゴミを捨てるという間抜けな行為が無ければ、何の問題も無かっ
たからです。

 僕は欧州や南米のクラブにどこか同情しがちなのですが、やはり彼らも僕もファン(買い物客)のマナー
に悩んでいるからでしょう。

 バーバ・プラハ アルゼンチンで暴力に頼った応援をし、クラブに金品を要求するファン
 フーリガン 英国やドイツに代表される、暴力行為で周囲を蹂躙するファン

 これらはたしかに極端な例でしょうが、それでも黒人選手にバナナを投げつけたり、人種差別弾幕を掲げる
ファンは多いですね。

 またイタリアでは発煙筒の問題が解決する見込みがありません。

 「ファンは金を払っている」

 と言う論理は確かですが、クラブが頭を抱える行為をしても何の意味もありません。

 僕たちは今、ファンとしての存在意義が問われる時代に来ていると思います。
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改めて用具の進化を考える

2012-11-14 00:18:21 | 日記
 日付変わって今日14日、日本代表はマスカットでオマーン代表と対戦しますが、アディダスご自慢の技術である
クライマ・クールが選手たちを後押ししてくれるでしょう。

 今のような用具の技術革新が得られった70、80年代に現役時代を過ごした選手たちは、今よりもずっと重い靴
とジャージで走り回らねばなりませんした。

 例えば今季プレミアのスウォンジーで指揮を執るミカエル・ラウドルップは、1980年代の欧州とデンマークを
代表する名手であり、86年のワールドカップにも出場しています。

 メキシコで行われた子のワールドカップでデンマークは華々しい活躍を見せますが、メキシコに降り注ぐ陽光はさ
ぞかし厳しかったのではないでしょうか?

 もし僕がラウドルップならば

 「もしに現役大時代これだけの用具があれば、もっと違うことが出来た気はする。」

 と呟いているでしょう。

 今は各ブランドが競って

 通気性、軽さ、デザインに力を入れていますし、ナイキのように素材の調達をリサイクル・ペットボトルにしている
企業もあります。

 パタゴニアがフリースをペットボトルから生み出したこの潮流は、リーバイスが90年代ジーパンの生地として採用
し、ナイキの登場で決定的になりました。

 つまり、サッカーの道具は今後

 「環境への配慮」

 がより問われる時代へと向かいます。

 用具の進化が選手生命を延長する要因になれば、それはブランドにとって望外の喜びでしょうし、ファンも嬉しいに
決まっています。

 その恩恵は無名の選手からメッシ、ロナウドに至るスターにまで及ぶはずですから。
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アジア・チャンピオンズリーグの移り変わり

2012-11-14 00:06:04 | 日記
 今季のクラブ・ワールドカップ、アジア代表は韓国の蔚山ですが、近年Kリーグのチャンピオンズ・リーグ
の躍進は目覚ましいものがあります。

 欧州チャンピオンズ・リーグもそれぞれ

 1・1960年代のレアル・マドリー黄金期
 2・バイエルンとアヤックスが鎬を削った70年代
 2・70年代後半から80年代前半に訪れたイングランドの躍進

 そして90年代のイタリア、2000年代のスペインと時代の移り変わりによって、その片鱗は大きく偏りま
すから、Kリーグから再び時代の趨勢が変わる可能性は高いですね。

 次の時代の寵児が再びJリーグになると良いのですが。

 コパ・リベルタドーレスもそうで、ペニャロールやサンパウロ、そしてボカのような老舗が優勝するような時
もあれば、2004年のオンセ・カルダス、2008年のキトのように

 「伏兵」

 が頂点に立つこともあります。

 ただ現在のアジア・チャンピオンズリーグではまだダークホースが勝ち進む面白さは見られませんが。

 ただこれら3つの大会に共通する出来事と言えば

 「隣国がそれぞれ切磋琢磨しまうことで、新しい戦術が発展し、選手の移籍、監督の交代、そしてファンの支援
  が生まれる。」

 ということです。

 政治では一党独裁と言う言葉がありますが、一国集中で発展してもサッカーでは何の見返りもありませんし、逆
に他国が衰亡してしまえば強国の意味合いも無くなってしまいます。

 日本は今ワールドカップ常連国ですが、アンダー世代の育成が滞っており、このままいけば将来的に不安がある
と見られています。

 チャンピオンズ・リーグでアジア遠征を行えることは、同時に

 「日本と他国の意見の相違」

 を肌で感じる良い機会と言えないでしょうか。

 日本も韓国同様、チャンピオンズリーグに執着を持つと様子が変わってくるはずです。
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