塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

クラブライセンスと国内市場

2012-11-01 23:32:49 | 日記
 長野市でも、インポートの人気鞄が幾つか売られています。

 1・エルベ・シャプリエ(フランス)
 2・コーチ(アメリカ)
 3・ザネラート、オロビアンコ(イタリア)

 これれは雑誌でも特集されることが多く、一度は使ってみたいと思う方は多いと思います。

 前回の規制緩和の話に結び付けますと、外国籍選手の獲得はクラブに「華」をもたらす側面があることも
事実です。

 逆にこれらのブランドの半額で手に入る鞄が日本製で存在します。

 そう、吉田カバンがそうですね。

 僕は吉田カバンはひとつも持っていませんが、店頭で眺めるたびにその品質の高さと買いやすさに、驚く
ことが多いですね。

 アニアリやキプリスの製品も同様でしょう。

 これらはサッカーで言えば、日本代表の実力者と捉えられます。

 言い換えれば

 「外国籍の選手でなくとも、J1にはこんなに面白い優れた選手がいるよ!」

 という形ですね。

 外国籍の選手、しかも有名どころは当然資金がかかりますが、国産の選手ならば移籍金は相当抑えること
ができます。

 確かに移籍市場の伸びを考えるならば、国内市場の熟成と発展が不可欠です。

 しかし、クラブ・ライセンス導入を踏まえたならば、外国籍の選手よりも日本代表クラスを獲得する方が
現実的だと思います。

 来季、仮にアルディージャとアルビレックスがJ2で戦うならば、東と鈴木、五輪代表のふたりには多くの
勧誘が舞い込むはずです。
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サッカーにおける規制緩和

2012-11-01 23:24:34 | 日記
 「規制かそれとも緩和か」

 例えばTPPのように日本経済の根幹を揺るがす問題は、まだ決着がつかず議論は平行線を辿っています。

 しかしこの問題はサッカーにも目につく物で、それは外国籍の選手枠を撤廃するのか、維持するのかは、
いつの時代でも注目の的です。

 例えばJ1のアジア枠「1」も、今後変更の可能性はあるでしょう。

 事実上オーストラリア、韓国籍の選手しか現状では見当たりませんし、西アジアや中央アジアから選手が
来日しないいじょう、抜本的な改革が求められるはずです。

 僕は外国籍枠は無くても良いと思います。

 国産の選手を使うか、それとも外国から選手を招くかはどうかは、クラブが個別に判断すべきだと思うから
です。

 国産選手の起用は、企業が人員を維持することと同様で、雇用の維持が出来るならばそれに越した事はあり
ません。

 欧州クラブのように、日本や中米、東ヨーロッパなど

 「廉価だが戦力になる選手」

 が欲しいクラブはそうしたらよいですし、レンタル移籍も含めて下部組織からの抜擢も当然考慮されるべき
でしょうし。

 各クラブの財政基盤と地域性を無視し、リーグ全体が

 「規制緩和」

 を打ち出しても、どこか意味が無いと思います。

 イングランドでは

 「外国籍の選手が若手の活躍を奪っている」

 という議論が今後日本でもなされるでしょうし、日本人の雇用を維持するならば各クラブが判断を仰ぐべき
だと思うのです。
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シティ、3バックを導入し更なる発展へ

2012-11-01 01:54:57 | 日記
 チャンピオンズ・リーグ、対アヤックス戦で3バックを導入したシティ。

 ゴール・コムによりますと、マイカ・リチャーズはこの布陣に対し

 「4-4-2の方が気に入っていると思う。」

 と素直に語りましたが、果たしてマンチーニの思惑はどのような形で進んでゆくのでしょうか?

 このコラムを執筆したベン・メイブリー氏が語っているように、ユヴェントスが3-5-2で成果が出た
背景には、セリエAがプレミア程

 「横幅」

 を用い無い為です。

 ウディネーゼとナポリ、そして今季からインテルが3バック導入を果たしたように、イタリアでは3バッ
クが脚光を浴びつつあります。

 これを

 「イタリアの退化」

 と呼ぶのは早計だと思いますし、4バック、言い換えれば4-2-3-1が戦術的に行き詰まり、対戦相
手から恰好の餌食になりつつあることへのアンチ・テーゼがあると思います。

 ユナイテッドの菱形4-4-2もそうですが、イングランドはワイド・アタックが主流の為、どうしても
両翼の攻撃を守備側は意識せねばなりません。

 特に3-5-2はオープンスペースを相手に与えやすい為、ウイングバックが自陣に釘づけになりやすい
のは周知の事実です。

 昨年、バルセロナがセスク獲得に伴い3-4-3を導入したことで、3バックに注目が集まると同時に、
懐疑的な視線も生まれました。

 3バックに免疫のあるバルセロナですらこのような視線に晒されるのですから、シティが揶揄されるのは
致し方ないでしょう。

 マンチーニが示唆しているのは、攻撃陣を最大限活かすためでしょう。

 3-3-2-2でしたら、2トップとウイングバック、オフェンシブ・ミッドフィルダーで最大6人は攻
めの選手を使えます。

 それはあくまで理想で、そうすればサパレタやコンパニに大きな負荷がかかってしまいます。

 2トップであればジェコ、アグエロで2トップが組めますし、テヴェスとシルバの併用も可能でしょう。

 恐らくマンチーニはより攻撃を意識した上で、3バックを検討していると判断します。
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ファイナンシャル・フェアプレイの背後に潜む動き

2012-11-01 00:27:31 | 日記
 ファイナンシャル・フェアプレイは、ビッグクラブには不利益な存在かもしれませんが、地道に歩んできた
中小クラブにとっては、とんでもない隠し玉かもしれません。

 例えばプレミアのクイーンズ・パーク・レンジャーズ。

 開幕前ユナイテッドからパク・チソンという実力者が加入し、ジョーイ・バートンが在籍していることでも
有名です。

 しかし彼らがより注目を集めたのはプレミアが開幕してからの事。

 あのジュリオ・セーザルがインテルから加入し、開幕戦を0-5で落としたクラブの守備力向上に大きな柱
となった為です。

 通常彼のような大物が、中小クラブに移籍することは稀です。

 2010年のインテル3冠に貢献し、2014年のブラジル・ワールドカップも当然視野に入れているであ
ろうジュリオ・セーザル。

 インテルはルシオと共に

 「2010年の3冠獲得からの新たなる出直し」
 「30代の選手との契約を見直し、高額年俸の負担を減らす。」

 という題目の元、ジュリオ・セーザルを手放しました。

 インテルと彼にすれば不本意な出来事でしょうが、手に出来たクイーンズ・パーク・レンジャーズからすれば
こんなお買い得な移籍劇はありません。

 ファイナンシャル・フェアプレイに引っかかるであろうクラブは、インテルのように

 「高額年俸で30代の選手」

 を手放し、より身軽になろうと思うでしょう。

 そうすれば、逆ボスマン判決とでもいうような、ビッククラブが中小クラブからの熱視線に晒されるかもしれ
ません。

 日本風に言えば、ブランドを質屋で購入するような形ですね。
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