塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

セルティック、ホームでバルサを撃破

2012-11-09 18:35:09 | 日記
 サッカーではどれだけ攻撃的に振る舞っても、必ずしも勝利が得られるわけではありません。

 人生には不条理が存在し、多くの人間が現実と希望、意思と不条理の間で揺れ動きますが、サッカーの

 「少年を大人にし、大人を紳士にする。」

 という格言が身に染みるのは、やはり不条理を目撃することが多いためでしょうか。

 セルティック・パークで行われたセルティック対バルセロナの一戦がそうでした。

 「ティキタカ」

 の代名詞と言える、密集地でのショートパスの交換と選手個々の高いシュートの意識は、常にセルティック
ファンの肝を冷やしました。

 しかし与えた失点はメッシの1ゴールのみ。

 中村俊輔の時代から滅法ホームで強かったセルティックですが、試合終了後のレノン監督の喜びようを見れ
ば、この勝利がどれだけ意味を持つのかが理解できます。

 指揮官はホームでの敗戦も覚悟していた可能性はあります。

 それでもホームのファンは、創立125年を迎えたクラブをサポートし、ため息と歓喜を同時に味わいまし
たが、バルサのファンはどう感じたでしょうか?

 サッカーには柔道のような

 「判定勝ち」

 が無く、引き分けと言う形で終えることが多い競技です。

 それはどんなに一方的に攻められても、失点しなければい良いという安直な意見に結び付きますが、逆に
言えば判定のような主観で基準を決めてしまうと、

 「守備のすばらしさ」
 「DFとGKの連携」

 という守勢に回った側の評価が得られないからかもしれません。

 サッカーが得点を競う以上、判定が存在するならは当然攻撃に重点を置いたクラブが称賛を得るでしょう
が、中には

 「耐え抜いた側」

 に拍手を送りたい時もありますしね。
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まさかの形でパルセイロのサインを入手

2012-11-09 18:23:19 | 日記
 「これを塚田さんに受け取ってほしいのですが。」

 そう言われて手渡されたのは、2012年10月13日の日付が記された、長野パルセイロ背番号10

 「宇野沢祐次」

 のサイン色紙でした。

 (漢字ではなくアルファベットで書かれていますが。)

 今日は休日で丁度2か月ぶりに長野まで出かけてきたのですが、いつもお世話になっている靴屋さんに
寄ると、この色紙が目の前に現れたのです。

 実はオーナーの奥様が長野都市ガスで行われたイベントをお手伝いしたそうで、その際に宇野沢のサイン
を入手したとのこと。

 ただ、オーナーも奥様もサッカー、長野パルセイロに精通しておらず、悩んだ結果

 「このサインの価値をわかってくれる方に譲ろう!
  その方が有意義だし、選手も喜ぶ。」

 と言うことで僕にこのサインが回ってきたのです。

 実はパルセイロのサインを入手したのは今回が初めてのことで、僕は選手に声をかけるだけの勇気を残念
ながら持ち合わせていません。

 長野都市ガスの本社は篠ノ井地区、南長野運動公園から近い距離にあるため、選手はイベントに快く参加
しています。
 
 長野都市ガスに勤務する方も随分観戦に訪れている模様で、クラブとスポンサーの結び付きが今実を結ぼ
うとしています。

 「色紙」

 というものは日本独自の代物で、海外では流通していないと聞きました。

 海外から来た選手にはどのような代物に映っているのでしょうか?

 どちらにしても大事にしたいと思います。

 
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不可欠だったミランの刷新

2012-11-09 00:42:05 | 日記
 僕は以前、ブランド物のネクタイを数本所有していました。

 グッチ、バーバリー、そしてエルメス。

 これらを締めていた際は非常に誇らしげな気持ちだったのですが、ある日突然違う気持ちが心に生じてきた
のです。

 これらのブランド・ロゴが散りばめられたデザインよりも、水玉や無地、小紋といった伝統的な柄が胸元に
相応しいことが、改めて理解できたためです。

 リサイクルや古着でネクタイが格安で売られているのは、もともと買い取り値が安い為で、僕が手放す時も
お金にはなりませんでした。

 皮肉にもブランド品が

 「不良債権」

 に変化していしまったのです。

 今季のミランはイブラヒモビッチとチアゴ・シウバを一気に放出したことで内外から多くの批判が寄せられ
ていますが、それでも在籍基盤を立て直すには不可欠だったわけです。

 恐らくミランにとって前者は不良債権になりつつあったのでしょうね。

 同僚と指揮官と対立しているという話に信憑性はさほど感じられませんでしたが、増長した選手は指揮官に
とって煙たい存在ですからね。

 ミランは近年ロナウド、ロナウジーニョ、そしてカッサーノを獲得してきましたが、ブラジル代表のふたり
は僕が売却したネクタイと同じく

 「知名度はあるが役に立つかと言えばそうでもない。」

 選手となっていました。

 ですから、ミランとしては給料削減も含めて今年の刷新は避けて通れなかった事柄だったと言えます。

 アレグリ監督からすれば

 「アバーテとエル・シャーラウイ、そしてモントリーボが核となる働きをすれば。」

 と考えているに違いありません。

 それは間違いではありませんし、彼らが独り立ちする大きな要因にもなりえますが、彼らにも方を支えて
欲しい中堅、ベテラン選手が必要です。

 それがアンブロジーニになるのかボアテングになるのかわかりませんが、少なくともカッサーノにミラン
への愛情は無いと思います。
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ヴィッセル、西野監督を更迭する

2012-11-09 00:32:55 | 日記
 監督交代に揺れたのは、何もパルセイロだけではありません。

 降格圏の15位に沈むヴィッセルは、遂に西野監督を更迭する決断を下し、後任に和田監督更迭の時と同じく
安達コーチを指名しました。

 恐らく西野監督は野球で言うリリーフではなく、先発の方が適任だったのでしょう。

 ヒディンクのように稀ではありますが、先発とリリーフどちらでも結果を残せる指揮官も存在しますが、これ
はあくまで例外です。

 和田監督と西野監督が描くサッカーは随分異なっていたようですし、西野監督からすれば開幕前のキャンプか
らじっくり腰を据えて強化に挑む方が良かったと思っているかもしれません。
 
 「選手と監督とフロントのボタンの掛け違い」

 はどこにあったのでしょうか?

 和田監督が選手に適した布陣を描けなかったのか
 フロントが辛抱すべきだったのか
 選手に怠慢があったのか

 理由は様々あるはずですし、今は戦犯を探すよりもファンを含めてまとまらなければいけません。

 シーズン終了後は

 「監督、GM、フロントの責任問題」
 「来季に向けた選手の補強」

 を避けて通れないヴィッセル。

 特に橋本、高木というガンバから来た2選手には厳しい声が飛ぶでしょう。

 例えばプレミアでアストン・ビラの選手がバーミンガムに移籍しても快く思われないように、ヴィッセルの水
そのものが合わなかったのかもしれません。

 それでも飛び交う批判に耐えなければいけない過酷さが、彼らを待ち受けています。

 
 
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パルセイロ、薩川監督と袂を分かつ

2012-11-09 00:24:06 | 日記
 天皇杯3回戦で長野パルセイロに勝利した横河武蔵野FC。

 彼らは4回戦で昨年のJ1王者、柏レイソルと戦いますがこの結果を見て僕は非常に残念な気持ちで
一杯です。

 コンサドーレ札幌に続いてJ1のクラブと戦う機会を失ったこともそうですが、今季をもって長野を
去ることになった薩川監督にとって、こんな最高の舞台は無かったと思うのです。

 宇野沢と大島。

 パルセイロの主力である彼らも、監督同様そのルーツはレイソルにあるわけですか、昔馴染みのファン
にその姿を見せることができたはずです。

 過去の結果を振り返っても仕方がありませんが。

 昨日の信濃毎日新聞でも紹介された薩川監督の勇退。

 僕は昨日仕事で夕方6時から店で食事をしましたが、長野放送がこの時間帯のニュースでこの話題に触
れました。

 インタビューには町田GMが答えており、僕は映像を見ながら

 「パルセイロの注目度は2010年と比較して間違いなく向上している。」

 と実感しました。

 昨日パルセイロはザスパ草津のアンダー23と練習試合を行いましたが、観戦に訪れたファンに長野放送
は取材を行っていました。

 バドゥが退団した2010年はまだ北信越リーグに加盟していたこともあるのでしょうが、公式ホーム
ページでは記事が掲載されたものの、テレビが取材に来ることは無かったと記憶しています。

 トレーニングマッチにファンが来場することも、それだけパルセイロを

 「ライフワーク」

 として楽しみにしている方が増えた証拠と言えます。

 もしかしますと、薩川監督はレイソルから何かしらの打診を受けるかもしれませんし、将来J1で再会で
きらたお互い最高の出会いになるでしょう。

 
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