塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

過熱するロナウドの移籍報道

2012-11-17 23:27:10 | 日記
 イブラヒモビッチはクラブから15億円程度の年俸を得ています。

 メッシ、ルーニー、そしてロナウドも同じ程度の金額は得ているでしょう。

 しかし、ロナウドがレアルを去る可能性の中には首脳陣との折り合いの悪さだけでなく、ユナイテッド在籍時に
度々見られた

 「契約条項の見直し」

 が移籍してから全く見られないことも影響している模様です。

 (本日のスポーツナビを参照)

 確かに結果の残せば報酬の上乗せを期待するのは、選手として当然ですし代理人のミノ・ライオラもレアル首脳
陣を牽制しているはずです。

 と言いましてもロナウドの負担を重いと思わないのは、シティとPSG、チェルシーぐらいですが。

 ロナウドに限らず報酬が伸びなければ、やる気が失われるのは当然ですが、世論は彼の意見に同調しません。

 それはロナウドの自尊心の強さに対する嫌悪感もあるでしょうが、

 「桁違いの給料を貰っているのに、まだ金が欲しいのか!」

 という痛罵でしかありません。

 慢性的な不況が襲うイベリア半島では、日本以上に生活水準を抑えている人間が多いですから、ロナウドの契約
を否定的に感じる方は多いでしょう。

 かつてマイケル・ジョーダンは

 「僕は朝8時から夕方5時まで働いている人の為にバスケットをしている。」

 と語っています。

 つまり多くのファン、労働者が自分の姿にお金を払いそのことで給料を得ている事への義務だけでなく、観客に
希望を与えられる自分を強く意識しての発言でした。

 でもジョーダンの発言を誰も暴言だとは思いませんでしたし、有難い受け止めていました。

 ロナウドが仮にジョーダンを同じ意思を持ったとしても、胡散臭いを切り捨てられてしまうのでしょうが。
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ブラジル、対抗意識の凄さ

2012-11-17 23:10:05 | 日記
 クラブ・ワールドカップの南米代表コリンチャンスは、以外にも今回が初めてのリベルタドーレス制覇
になります。

 その優勝の立役者が、あの

 「エメルソン」

 であることを、自分の手柄のように感じたレッズファンもいるでしょうね。

 「エメ」と呼ばれ親しまれたエメルソンは、今でも日本に良い思いでを持っており日本の専門誌の問いか
けに答えることが多いですが、油断は禁物です。

 何しろ、コリンチャンスが本拠地を置くサンパウロには

 サンパウロ、サントス、パルメイラスという老舗が存在し、その対抗意識の凄まじさは日本では考えられ
い程です。

 1998年のトヨタカップのカードはレアル・マドリード対ヴァスコ・ダ・ガマでしたが、1-2で敗れ
てしまいます。

 この大会のMVPは、若き日のラウル・ゴンザレスで大胆にもトヨタから新訂された車

 「アルテッツア」

 にスパイクを履いたまま乗ってしまったのです。

 チャンピオンズ・カップの時代から流れた歳月は38年。

 世界選抜とまで言われたクラブが世界一に上り詰めたのですから、当然マドリードのレアルファンの雄叫び
は凄いものでした。

 しかし、それ以上に絶叫したのがフラメンゴのファンたちで

 「ヴァスコ・ダ・ガマの世界2位を、心より祝福する!!」

 と宿敵の敗戦を痛烈に皮肉ったのです。

 フラメンゴにとってはフルミネンセも憎らしい相手ですが、ヴァスコへの対抗意識は上記を逸していると
言えます。

 日本でも様々な地域でクラブが誕生している今、ブラジルの日常がやがて日本でも日常になるかもしれません。
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不安定なPSGの先発

2012-11-17 02:03:32 | 日記
 スウェーデン代表は4-2-3-1
 一方のPSGは4-3-1-2

 布陣に程度の差はあれど、どちらにも共通して言えることは、フォワードの背後にオフェンシブ・ミッド
フィルダーを置ける点です。

 前者はイブラヒモビッチをFWではなく、3の中央に置くことで彼の才能を最大限発揮できる体裁を整え
ています。

 どんなに傲慢で同僚を見下す視線を投げかけても、イブラヒモビッチが作り出す絶対的な支配空間は、ど
んな指揮官でも抗うことはできません。

 そう、グアルディオラを覗いては。

 モウリーニョ、そしてマンチーニが4-3-1-2の2トップの一角を任せ続けたのも、彼が独断で危機
をチャンスに変化させられることを知っていた為です。

 アンチェロッティは彼ら同様イブラヒモビッチをFWで起用していますが、いっそのこと、スウェーデン
代表を真似して、彼をMFに指名したらどうでしょうか?

 ワールド・サッカーダイジェストによれば

 1・ラベッシが故障を繰り返し、本調子でない
 2・パストーレがイブラの視線を恐れている
 3・ガメイロとメネーズの攻撃に不満がある。

 仮に中盤の底にベラッティ、インサイドハーフにパストーレ、2トップをガメイロとメネーズで固定でき
れば4-3-1-2の完成度が随分高まるように思えます。

 ただ、PSGはアカデミーの手入れよりもリーグ1制覇とチャンピオンズ・リーグに力注いでいますから
今冬も戦力補強に余念は無いでしょう。

 一方シティはマンチーニ招聘後、アカデミーのテコ入れを注視し、単なる

 「金満クラブ」

 という周囲の概念を覆す努力をしています。

 パトリック・ヴィエラの招集もそのひとつでしょう。

 ただPSGが的確な人選、布陣を手に入れたその瞬間、リヨンもマルセイユもお手上げになることだけは
間違いないでしょうが。
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新加入選手、その苦労

2012-11-17 00:33:15 | 日記
 皆さんは自分の部署に新しい方が配属された際、自分から相手に出向きますか、それとも相手が自分の所
へ来るまで待ちますか?

 僕は基本、自分から出向くことが多いですね。

 それは僕が気が小さいため、相手に来てほしいとどこか思うときがあるので、場数を踏んだ人間が出向いた
方が相手も楽だろうな。と考えるためです。

 別に相手が出向くことが事が遅れても怒りませんし、いじわるは絶対にしません。

 仕事の内容がどうであれ、新しい方が早く溶け込んでくれた方にメリットがあるのは至極当然ですからね。

 サッカーは移籍が付きものですから、新しい移籍先に馴染むのに早い選手、そうでない選手は明暗が分かれ
がちです。

 特にレアルやミランに代表されるビッグクラブは

 1・年長者や古株が幅を利かせている
 2・新聞は誰と仲良くなったか探りをかける
 3・隣のロッカーの選手とのやりとり

 など、新参者が気を使う場面が幾つもあります。

 レアルの場合、もう退団してしまいましたがラウルとグティが案内役を買って出たことが多いようですし、今
はカシージャスが音頭をとっています。

 ただビッグクラブ、メガクラブには、

 「桁外れのファンと記者」

 が訪れるため、喧噪にも慣れなくてはいけません。

 ですから、同じ国の選手同士が固まってしまうのは、致し方ない面もありますし、やはり同郷の存在は頼もし
いわけです。

 サッカーでは新加入選手が同じポジションを争う立場だと、強烈な一撃を見舞う、見舞われることもあるよう
です。

 しかし多額な資金を得て獲得した選手には働いてもらう必要があります。

 やはり仕事とプライベートは分けて考え、まずは新加入選手が馴染む手助けを行う必要があるはずです。
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