塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

カイロを持参して観戦しましょう

2012-11-25 23:34:55 | 日記
 僕は普段カイロを全く使いません。

 先週の長野パルセイロホーム最終戦、厳しい寒さにタオルマフラーとベンチコートのフードで暖を取っている
最中、カイロを持参している方を見て

 「ああ、なるほどな。」

 と自分の準備不足を痛感しました。

 シャトルバスでスタジアムに向かうまでは、フリース、ベンチコート、タイツに手袋と防寒準備は万全と思って
いたのですが。

 やはり体感温度は強風が影響しますね。

 携帯カイロは来日した外国籍の方からも大評判と聞きました。

 帰国する際に家族の為に持って帰る方も多いようで、日本の技術の高さを改めて痛感します。

 「ほっカイロ」

 というネーミングセンスも良いですし、気軽に使えて気軽に変える値段も大きな魅力と言えます。

 これから日本サッカーは天皇杯と高校選手権が本番を迎え、寒さの中で応援する方が随分います。

 年末は診療所も休診の所が増えますし、年末はどの職場でも日程がタイトですから病気になっては進行に大きな
妨げとなります。

 カイロひとつで暖がとれて、震えることなく観戦ができるならば皆でお金を出し合って買い込むのも、ひとつの
方法と言えます。

 これからは霜、雪の日が多くなりますから、うがいと手洗いも含めて健康管理にお互い注意したいものです。
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現代サッカーと世界が失った共通点

2012-11-25 23:17:54 | 日記
 現代サッカーと現代社会が失ってしまった共通の物、それは「ゆとり」です。

 最早スイーパーとリベロという概念が復帰することはないでしょうし、70年代や80年代に多く見られた
背番号10がゆっくりとボールを持ち、パスコースを探す姿を見ることは出来ません。

 フィオレンティーナの伝説的名手、ジャンカルロ・アントニョーニは彼を愛してやまないファンの方から

 「星を見ながらプレイする。」

 と讃えられた存在でした。

 背筋を伸ばし、味方FWの位置を確認しながら優雅に振る舞うその姿は、ルイ・コスタですら叶わなかった
と言います。

 それだけ当時は各選手がボールを保持できる時間が多く、加えて金満クラブが肥大化する現象が少なかった
事を意味します。

 アマゾンのように本を注文して翌日届くような配送方法は、僕も凄いと思います。

 しかし、その配送方法に慣れていまい、客の側が全ての店にその方法を希望し押し付けるような形が生まれる
とすれば、正直それは弊害と言わざるを得ません。

 事実、僕も問い合わせを受け、商品到着のおおよその目安を伝えると

 「そんなに時間が必要なの?」

 と驚かれることがありますが、これはアマゾンやヤマト便を基準に考えが浸透している理由だと思います。

 ゆとりがあれば、買う側と売る側双方が労わるような形が生まれてありがたいなと思うときが多々あります。

 しかし、時計の針を戻すことはできません。

 現代サッカーは試合数の増加と数多くの移籍劇が、よりコンパクトでゴールに直結する戦術を求めています
し、時代の潮でもあります。

 だからこそ、人はスモールクラブの躍進に喜び、昔は良かったとため息をつくのかもしれません。
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ガンバ、最終節を残しても降格圏内に

2012-11-25 01:54:48 | 日記
 ガンバにとってレアンドロ、そして家長の復帰は大きな成果をもたらしています。

 その一方で脆弱な守備が改善される気配はなく、開幕前に今野、開幕後に岩下を獲得した成果は最終節を残した今
でも現れていません。

 1・FWのチェイシング
 2・MFとDFのギャップ
 3・最終ラインの位置取り

 失点の理由はいくつかあるのでしょうが、守備の拙さが攻撃陣の足を引っ張っていることは間違いなく、残留、降格
に限らず来季のガンバの補強はここが最重要課題になるでしょう。

 最終節、僕は家長に注目します。

 トリニータ、セレッソ、マジョルカに蔚山。

 ガンバユース最高の逸材と言われた彼は、長い旅の末生まれ故郷に帰還し、その得点力でクラブの延命に力を注いで
きました。

 もしガンバが降格すれば

 「古巣の蔚山はアジア王者としてクラブ・ワールドカップに出場
  一方ガンバは屈辱の降格」

 という、そのコントラストの強烈さは家長本人でなくとも受け入れがたい代物です。

 アルディージャもジュビロに勝利し残留が確定しましたが、彼らも毎シーズン同じことを繰り返している点ではファン
も文句のひとつも言いたくなるでしょう。

 シーズン終盤の力強さが序盤から発揮できるならば、ここまで苦しむ必要はないと思うのですが。

 一度は降格圏内から抜け出したセレッソですが、ここにきて足踏みが続いています。

 最終節の明暗は選手の力量だけでなく、フロントの手腕が成績にどう影響したかが反映される、ある種の公開討論のよ
うな形になります。
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サンフレッチェ、ホームで遂にJ1優勝の瞬間を得る

2012-11-25 01:41:05 | 日記
 指揮官はスチュアート・バクスター。

 主力の顔ぶれは

 韓国代表 ノ・ジュンユン
 日本代表 高木琢也
 チェコ代表 イワン・ハシェック

 森保監督もそうでしたが、1994年のファーストステージを制したサンフレッチェ「の面子を見ると、本当に
懐かしい響きがしますね。

 GKは日本代表の前川和也で、MFには現川崎フロンターレの風間八宏と優れたタレントがいたにも関わらず、
彼らはチャンピオン・シップで戦ったヴェルディ川崎の

 「引き立て役」

 になってしまった印象があります。

 あのラモス瑠偉の美しいループシュートの軌道を覚えているファンは多いでしょうから。

 当時のサンフレッチェはカード累積が最も少なく、フェアプレイに徹したクラブである点も評価されていましたが、
逆に言うと大人しい雰囲気だったのでしょうか。

 あれからおよそ20年。

 歓喜の余韻に選手とファンは浸っていることでしょう。

 サッカーは全国区よりもまずはホームタウンに受け入れられることが大前提ですが、優勝した時くらいマスメディア
に積極的に参加すべきです。

 僕はビッグアーチを満席にするのは至難の業だと思っていた時期がありました。

 しかしこの悪天候の中、多くのファンが集まったことは選手たちも本当に嬉しかったと思います。

 雨天の中での観戦は体調を崩す要因になりますし、視界も遮られて観にくいですしね。

 しかし今日訪れたサンフレッチェファンは、例え風邪を引いて病院に行く羽目になっても大満足の一日だったはずで
す。
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