塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手が発信する情報の陰で

2012-11-02 22:52:47 | 日記
 サッカー選手は、日々テレビ、パソコン、携帯電話とどのような形で付き合っているのでしょうか?

 今はインターネットを注進した高速情報通信の時代ですから、ほんの些細な事が相当大きく膨らんだ
形で情報が提供されてしまいます。

 テレビを付ければ自分が出場した試合が放送され
 パソコンでは自分のプレイに多くの批評が集まり
 ツイッターでは瞬時に返事が返ってくる

 こんな形では、心から寛ぐことは出来ないのではないでしょうか?

 中田英寿が自身のメディア

 「NAKATA NET」

 を立ち上げたのは、日本のメディアの在り方にどうしても我慢できず、嘘や推測で固められた記事を
書かれるくらいなら、

 「自分の気持ちを自分で伝えたい」

 と思ったからでした。

 しかし現在選手が手掛けるツイッターは、情報発信というよりも
 
 「感想と今思うこと」

 を話しているだけで、特別な気持ちは無いと思います。

 それでも瞬く間に多くの人間が読み、議論するわけですから、選手は軽々しい行動かどうか、おおいに
吟味する必要があります。

 もし僕が有名選手ならば、ツイッターはしないでしょう。

 ツイッターの方法もわかりませんが、何よりも

 「事故弁明」

 に繋がるような発言をしたくはありませんし、クラブから減給のようなきついお灸を据えられてはたまった
物ではないですからね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

香川が悩むのは当たり前

2012-11-02 22:43:34 | 日記
 ブンデスリーガを2010年から2連覇
 2011シーズンにおけるブンデスリーガMVP投票4位

 これだけの結果を残してユナイテッドにやって来たにも関わらず、日本、英国問わず香川の記事はその
多くが懐疑的な物です。

 「香川はユナイテッドに必要な人材か」
 「香川の為に、両翼からの攻撃を捨てるのか」

 確かにユナイテッドが導入しようとしている、菱形の4-4-2はプレミアに馴染みのない代物ですし、
香川にとっては別の的もいます。

 チェルシーのエディン・アザルは、当初ユナイテッド移籍が囁かれていました。

 しかし、このリーグ1MVPが進路をロンドンに変更したため、ファーガソンはアザルの獲得に用意し
た資金をドルトムントに回します。

 アザルの出来そのものが異質であり、僕はむしろ香川の方が当然の光景だと思います。

 国が違えば

 1・メディアとファンの評価の仕方
 2・リーグそのものの伝統
 3・練習風景から定例会見

 に至るまで違って当然ですし、香川が今産みの苦しみを味わっていることが、僕はある意味サッカー選手


 「特権事項」

 だと思います。

 怪我で戦列を離れていることもあり、香川の胸中は穏やかでは無いでしょう。

 しかし焦ってよいことはありません。

 ファーガソンが菱形の導入を検討しているのは、欧州での戦いを視野に入れている為と言われており、彼の
出番は必ずやってきます。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サッカー、多種多様な存在価値

2012-11-02 01:38:56 | 日記
 サッカーは単にボールを蹴る競技です。

 その一方で

 ビーチ・サッカー、ブラインド・サッカー、フットサル、そして女子サッカーと、性別と肉体に関係なく
ここまで多くの種目がひとつの競技の中に含まれることは、驚くべきことです。

 僕が住んでいる長野県、過去に住んでいた山梨県ではビーチ・サッカーへの取り組みは困難ですが、例え
ば湘南ベルマーレのようにビーチ・サッカーを支援するクラブの情報を得ることは可能です。

 プレイする選手の数
 屋内か室内か
 プロかアマチュアか

 細かい点に注意すれば、11人制のサッカーとひとつにまとめることは出来ません。

 それでも愛好者が自分のペース、自分の予算でボールを蹴る楽しみがあることは、その人の日常を潤す大
切な時間であることは間違いありません。

 ブラジルではビーチ・サッカーとフットサルの流れが、11人制サッカーに流れていきます。

 名手が過去にこれらの愛好家だったこともありますし、プレッシャーの少ない中で、

 「いかにボールを失わないか」
 「いかに相手からボールを奪うか」

 を考えられた結果、サッカーの裾野が広がり、同時にセレソンの強化へと繋がっているのでしょう。

 日本もフットサルで汗を流す方が増えましたし、千曲市の隣、坂城町にはブラインド・サッカーのクラブ

 「FCレインボー」

 が存在し、信濃毎日新聞でも何度か掲載されています。

 キャプテン翼の中でロベルト本郷が、サッカーは自由と語っていますが、競技が縦ではなく横並びである点
こそが、サッカーの自由と言えるでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする