裏日記「B面」

工房しはんが日々、ふと感じたり、しみじみとふけったり、ぴんとひらめいたり、つくづくと考えたりしてること。

平成が終わる

2019年03月27日 22時35分12秒 | Weblog
まったくひどかった平成の世が終わるのだなあ・・・
次の世は、平穏な時代であることを願いたい・・・が、そうはいくわけがない。
ちょうど来年度(つまり、次の世)の予算が決まったニュースをやってるよ。
101兆円かあ・・・税収は50兆円くらいだよね?
この無節操な大借金時代を開始させたのが、「平成、デス!」の小渕さんだ。
最初は、例えば50兆円しか収入がないってのに「55兆円の予算を組もう!」「その借金分は、早めに返そう」って発想した人物は、足が震えたと思うよ。
なにしろ、この予算で贅沢をした分は、翌年に同じ50兆円の収入があるとして「45兆円の緊縮予算でいく」しかないんだから。
ところがこの狂った国は、「次は60兆円」「その次は70兆円」「その次は・・・」と、無際限に贅沢をしまくってきたんだった。
今現在、国の借金が1100兆円くらいでしょ?
絶対に、絶対に返しきれない額だ。
すごいよなあ、この国の無節操っぷりときたら・・・
転換期は何度かあったんだけど、例えば東北の大震災ね。
あのときに「原子力をあきらめましょう」と宣言するだけで、イノベーションは達成できたはず。
「100パー自然からタダの電力をつくる!」って大号令だけで、この国のポテンシャルはたちまちそれを実現させ、世界のトップランナーに立てたことだろう。
だけど、それができないんだな、業界べたべたのあの政権党には。
そもそも、国家予算を未来に投資せず、土木事業で国を潤しましょう、って発想が昭和的で古すぎる。
結局、思考そのものが止まっちゃってんだろうなあ。
教育と科学への投資を怠ったこの国は、今や世界から一周遅れの後進国だ。
オレは平成元年を知ってる世代だけど、平成30年になった今の風景があの頃と少しも変わってない(テレビの大きさとスマホの存在以外は)ってことに愕然とさせられる。
30年間で、この国は少しも前に進めなかった。
あの頃に「発展途上国」と蔑んでた国のひとたちから、今や日本は「安あがりに旅行ができる、昔のなつかしさがを楽しめる国」に成り果てちゃってる。
成り果てちゃったんじゃなく、変わらなすぎたんだね。
技術立国?
冗談やめてよ、この国には最先端のものなんてひとつもなく、今や機械の部品づくりしかできてない。
その部品づくりを「日本の職人技」と褒め称えるテレビ番組は、まさに、かつて貧困に悩んだ東南アジア諸国から「日本のこの風景って、昔の祖国みたいに古風で渋い」と眺められる視点と瓜二つだ。
借金を減らしはじめれば、この国の経済は回るようになる。
オリンピック(一年限りの好景気期待)をやめて子供(未来)に金をかければ、夢いっぱいの国になれる。
この簡単なことができない。
次の世でどんな景色が待ってるのかはわかんないけど、とにかく、光はなかろうと思う。
どんな名前がつくのか、楽しみだー。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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