銀河後悔日誌、つぶやき

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学校を集めて

2008-04-27 23:56:48 | 「まなびや」ストレート
 今日も「小学校」一覧への道のお話。

 作業の順序というか、目標がある…というか基本計画について。

 校歌の収集を当初の目的としていたが、そもそも、どの市町村にどの学校があった(ある)のかが分からない。現在存在する学校というのは、統廃合が進んだ末の結果であり、過去には、もっと多くの学校が存在したに違いない。

 ということで、まずはいつ・どの市町村に・どの学校があったのか。これについて、調査を進めることにした。

 設置や廃止年月日が不明な場合もあるが、「○○年度」程度でも分かれば、まあ良しとしておく。とりあえず、その学校の存在さえ分かれば良い。

 存在の確認を進めた後は、第2段階として、校歌・校歴の整理である。
 上記「確認」では、昭和22(1947)年以降の異動についてのみを調査する。これは、それ以前の旧制というのが、あまりにも複雑な制度であるからだが、北海道には、それ以上に大きな問題がある。

 千島・樺太をどうするか。
 千島列島のうち、北千島・中千島には、占守島に教育施設が短期間あったのみで、あまり影響はない。
 しかし、南千島、即ち「北方領土」には、定住者がおり、当然ながら学校もあったわけだ。
 昭和22年9月1日現在の「北海道教育関係職員録」には、北方領土の学校にも、「(欠)」(欠員)もあるが、校長などの教員が載っている学校もある。これはどういうことなのか。
 引き揚げ前、つまり残された教員たちの可能性もあるが、載っている以上は、この年度まで「存在した」としておく。

 樺太の場合は、「樺太庁」という行政機関が存在し、「北海道庁」の北海道とは、一見繋がりがないように見える。
 しかし、明治に入って開拓の鍬が入ったのは、北海道も同じであり、何より、アイヌ民族という先住民族が領地に存在したわけだから、“兄弟”のような間柄である。

 旧制を取り上げるに当たっては、これらの地の教育機関も網羅する必要があるが、なかなか難しい。この先の課題としておく。


 このように、簡単に考えて始めては見たものの、先は長い。

 まあ、のんびりやりましょう…。

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