銀河後悔日誌、つぶやき

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天災に思う

2011-03-11 23:05:31 | 常用平易な日々
 本日14時46分ごろ、三陸沖を震源とする最大震度7の地震が発生(平成23年東北地方太平洋沖地震と命名された)。岩見沢市でも震度4を観測。その後も余震が続いたが、岩見沢市でも震度3を数回観測。

 最初の地震発生時、わたしは歩行中で気付かず。その後店舗内にいたところ、外出中の父より「家に電話が繋がらない」という電話で地震を知る。その後、余震を体験。帰宅して、落下物等の被害がなかったことを確認。また余震。
 震度3程度の地震はたまにあるが、余震で何回も大きな揺れというのはあまり経験がない。

 それはともかく、首都圏でも震度6強を観測。東京23区内でも震度5強という。これで、東北や関東の鉄道が止まった。JRは今日の復旧はなくなり、成田空港も終日閉鎖という。成田の昨日は貨物列車の脱線で列車が止まり、今日は空港自体が地震で閉鎖ということだ。

 こういう災害では多くの被害とともに、問題点が浮かび上がる。
 鉄道が止まっている時に、長距離を歩いて帰る。もし大都市を大地震などの災害が襲ったら? ということで、良く訓練の対象になっているが、交通が止まっている場合、地震直後は「被害がないか確認中」という場合が多い。その中で歩いて帰った場合、逆に土砂崩れなどに巻き込まれる虞がある。今回の場合は大きな津波も襲っている。発生時にいた場所で大きな被害がなければ、逆に「帰らない」という選択肢もありかと思う。

 とても不思議なのは、首都圏では地震も大きかったが、被害が大きかったわけでもなく、多くの方が「移動できない」という“災害”による影響が大きいことである。これによってスポーツの試合が中止になったり(台風でドーム球場の試合が中止になる、というような例もあるが)、また、ツイッター時代で知ることになったが、とある番組の収録が延期になったり、公演が中止になったりしている。インターネットの生放送が中止、という例もある。TV放送は災害対応の報道特別番組に、早々に切り替わった。これによって『ドラえもん』も特番の陰に消えたが、新潟県中越地震以来の放送中止というのは歴史が長い証拠か。

 これまでは、上記のように実際に地震等が直撃して、火災が発生したりと目に見える被害を想定していた。しかし、そうでない場合でも大混乱である。逆に、建物が倒壊したりと見えないから混乱するのか。


 一方で、大災害によって、対立していた与野党も一時休戦し、予算が早期成立・復興費用等の補正予算編成へと動いた。一番の問題児たちが率先して立ち上がらねばなるまい。

 特例によって統一されている地方選も、被災地域は特例によって延期等の対応が必要であろう。現都知事が出馬表明したが、まったくどうでも良くなってしまった。


 今後、凄惨な場面も覚悟しなければならない。生きて見届けられることを幸せと思うことにしたい。

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