日本相撲協会の理事会に於いて、大麻取締法違反で逮捕された若ノ鵬(前頭筆頭、ロシア出身、間垣部屋)が解雇された。現協会として、現役力士の解雇は初めて。年寄(親方)を含めても、失踪したもと山響親方(もと小結・前乃臻)や先代時津風親方(もと小結・双津竜)に続いて3例目である。
師匠である間垣理事(大阪場所担当部長、もと横綱・2代目若乃花)は理事を辞任したが、協会からの処分はとくになし。理事が親方を辞める例は過去にもあったが、親方のまま理事を辞任したのは、昭和7年2月の「春秋園事件」で役員が総辞職して以来のこととなる。
若ノ鵬について、逮捕・送検されたばかりで、起訴に至っていない。「本人が容疑を認めているため」さっさと処分が決まったわけだが、ついに最後まで本人の談話なりが聞かれることはなかった。
過去、地方場所の宿舎でアレをナニして破門された若い幕内力士がいたが、その場合は復帰の道もあったと聞く。解雇の場合は、永久追放である。
間垣理事は脳梗塞で倒れて以来、部屋経営に支障が出ていたようだ。しかし、理事を辞しても委員として協会に残り、部屋経営も続ける。今後もリハビリが必要で、何より命に関わる病気である。果たして、このままで良いのか? ちなみに生活指導部委員になったが、部屋持ちの親方は、自動的に「生活指導部」所属となっている。つまりは“無任所”親方になってしまった。
理事が死去以外の理由で欠員になったのは、公選制になってからは初だが、補充されるのかどうか。また、補充の場合、いよいよ外部理事になるのか。欠員が出たので…という考えは棄てるべきである。外部理事は、定員を増やしてでも入れるべきである。
それより何より、北の湖理事長は、自身の責任はどう考えているのか。ここが、最も重要なところではないか、と思うのだが…。
師匠である間垣理事(大阪場所担当部長、もと横綱・2代目若乃花)は理事を辞任したが、協会からの処分はとくになし。理事が親方を辞める例は過去にもあったが、親方のまま理事を辞任したのは、昭和7年2月の「春秋園事件」で役員が総辞職して以来のこととなる。
若ノ鵬について、逮捕・送検されたばかりで、起訴に至っていない。「本人が容疑を認めているため」さっさと処分が決まったわけだが、ついに最後まで本人の談話なりが聞かれることはなかった。
過去、地方場所の宿舎でアレをナニして破門された若い幕内力士がいたが、その場合は復帰の道もあったと聞く。解雇の場合は、永久追放である。
間垣理事は脳梗塞で倒れて以来、部屋経営に支障が出ていたようだ。しかし、理事を辞しても委員として協会に残り、部屋経営も続ける。今後もリハビリが必要で、何より命に関わる病気である。果たして、このままで良いのか? ちなみに生活指導部委員になったが、部屋持ちの親方は、自動的に「生活指導部」所属となっている。つまりは“無任所”親方になってしまった。
理事が死去以外の理由で欠員になったのは、公選制になってからは初だが、補充されるのかどうか。また、補充の場合、いよいよ外部理事になるのか。欠員が出たので…という考えは棄てるべきである。外部理事は、定員を増やしてでも入れるべきである。
それより何より、北の湖理事長は、自身の責任はどう考えているのか。ここが、最も重要なところではないか、と思うのだが…。

彼は取り組みで勝てばいいという気持ちで相撲をしてたからこそこうなったと思います。
だけど、これ以上土俵を汚さないで欲しい。相撲を魅力のあるものにして欲しいと思います。
若ノ鵬の場合は、相撲そのものが良くなかった。なので、誰も擁護することなく、あっさり解雇されてしまった。
さて、悪いのは誰と誰なんでしょう…。