「セルビア・モンテネグロ」という国をご存知だろうか(どこにリンクを貼って良いか分からないので、外務省の「各国インデックス」)。
もともとは「ユーゴスラビア連邦共和国」という国名であった。
「ユーゴスラビア」と言えば、もともと「セルビア」・「モンテネグロ」のほか、「クロアチア」・「スロベニア」・「マケドニア」・「ボスニア・ヘルツェゴビナ」の6共和国からなる連邦国家であった(この6カ国での「ユーゴスラビア」を“旧ユーゴ”と通称する)。
「セルビア」・「モンテネグロ」以外の4共和国は連邦からの独立を争い、「クロアチア」と「スロベニア」は、まあまあ独立を果たしたが、セルビア人の多い「ボスニア・ヘルツェゴビナ」の激しい内戦は周知のとおりである。
また、「マケドニア」という国名には「ギリシャ」が難色を示し、「マケドニア・旧ユーゴスラビア」という国名でお茶を濁して、こちらも独立を果たした。
「モンテネグロ」は時期尚早、と言うか「セルビア」依存色が強かったので、6カ国体制が崩壊したのち、改めて2カ国で「ユーゴスラビア連邦共和国」(すなわち“新ユーゴ”)を結成し、とりあえず「ユーゴスラビア」と言う名前は残った。
しかし年々「モンテネグロ」も独立色を強め、2003年には“新ユーゴ”連邦を解消し、国家連合「セルビア・モンテネグロ」として再出発。「ユーゴスラビア」という国名は、ここに消滅した。
今般「モンテネグロ」で「セルビア・モンテネグロ」からの独立を問う国民投票が行なわれ、賛成が規定の数値(55%)を超えたと言う。
「セルビア」はこの結果に従うことになっている。
「セルビア・モンテネグロ」から「モンテネグロ」が独立し、いよいよ“旧ユーゴ”6カ国がすべて独立国家となるのかどうか。世界の注目が今、集まる。
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もともとは「ユーゴスラビア連邦共和国」という国名であった。
「ユーゴスラビア」と言えば、もともと「セルビア」・「モンテネグロ」のほか、「クロアチア」・「スロベニア」・「マケドニア」・「ボスニア・ヘルツェゴビナ」の6共和国からなる連邦国家であった(この6カ国での「ユーゴスラビア」を“旧ユーゴ”と通称する)。
「セルビア」・「モンテネグロ」以外の4共和国は連邦からの独立を争い、「クロアチア」と「スロベニア」は、まあまあ独立を果たしたが、セルビア人の多い「ボスニア・ヘルツェゴビナ」の激しい内戦は周知のとおりである。
また、「マケドニア」という国名には「ギリシャ」が難色を示し、「マケドニア・旧ユーゴスラビア」という国名でお茶を濁して、こちらも独立を果たした。
「モンテネグロ」は時期尚早、と言うか「セルビア」依存色が強かったので、6カ国体制が崩壊したのち、改めて2カ国で「ユーゴスラビア連邦共和国」(すなわち“新ユーゴ”)を結成し、とりあえず「ユーゴスラビア」と言う名前は残った。
しかし年々「モンテネグロ」も独立色を強め、2003年には“新ユーゴ”連邦を解消し、国家連合「セルビア・モンテネグロ」として再出発。「ユーゴスラビア」という国名は、ここに消滅した。
今般「モンテネグロ」で「セルビア・モンテネグロ」からの独立を問う国民投票が行なわれ、賛成が規定の数値(55%)を超えたと言う。
「セルビア」はこの結果に従うことになっている。
「セルビア・モンテネグロ」から「モンテネグロ」が独立し、いよいよ“旧ユーゴ”6カ国がすべて独立国家となるのかどうか。世界の注目が今、集まる。
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