銀河後悔日誌、つぶやき

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平成二十五年一月場所・千秋楽

2013-01-27 19:51:00 | 大相撲観測日誌
 平成二十五年一月(初)場所(於・國技館)の千秋楽。

 3月限りで貴乃花派の間垣部屋が伊勢ケ濱一門の伊勢ケ濱部屋に合併するという。今場所後には二所ノ関部屋が消滅し、放駒部屋が芝田山部屋へ。場所前には中村部屋が東関部屋に合併し、時津風一門の式秀部屋が出羽海一門の小野川親方が継承して一門が変わっている。

 元前頭3の武州山が引退し、小野川を借りた。


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  日本相撲協会「本場所情報」
  割り(取組表)はこちら

  銀河大角力協会
 (質問等は掲示板へ


 各段の優勝者など。


・序ノ口
 13日目に優勝決定。

◎7戦全勝
 玉皇(西11、初。各段も初)


・序二段
 13日目に優勝決定。

◎7戦全勝
 阿夢露(東44、初。各段は23年7月の三段目以来2回目)


・三段目
 13日目に優勝決定。

◎7戦全勝
 濱口(東7、初。各段も初、序ノ口・序二段は決定戦で敗退)


・幕下
 優勝は13日目に決定。

 十枚目土俵入り。高見盛の勇姿を見るのは最後?

 青狼(西6)を寄り切って千代丸(西8)5勝目。
 千代嵐(東10)を勢いよく押し出し、栃飛龍(西3)6勝で関取には十二分。

◎7戦全勝
 鬼嵐(東筆頭、初。各段も初)


・十枚目(十両)
 明瀬山の後ろに付いて送り出し、鏡桜(東14)千秋楽に勝ち越して関取の座を死守。明瀬山負け越し。
 調子の出ない琴禮を寄り切り、東龍も勝ち越して新十枚目は2人とも勝ち越し。
 丹蔵の腕を取って投げる鳰の湖の方が先に落ちた。「逆とったり」で丹蔵9勝目。
 誉富士を寄り切り、寶智山(西11)6勝目で関取残留。誉富士は5敗で優勝争いから脱落。
 懸命に残す芳東をやっと寄り切って真鵬勝ち越し。
 天鎧鵬を倒して千代鳳10勝目。
 朝赤龍の引きに落ちず、何とか食らいつく隆の山。最後は廻しが垂れながらも朝赤龍を送り出して隆の山6勝で終了。
 里山を中に入れず、木村山引き落として4勝目。
 若荒雄を気力で肩透かし、高見盛5勝10敗で有終の美。
 勝龍立ったが磋牙司手を付いてないので行司待った。2回目、出て行く磋牙司を勝龍押し返して押し出し。勝龍と磋牙司ともに9勝6敗。

 協会ご挨拶。

 出る大岩戸を上手く叩き込んで千代の国9勝目。千代の国(東2)は再入幕確実。大岩戸(西5)も9勝6敗だが、幕内は遠い?
 大喜鵬を一気に押し倒し、貴ノ岩3敗を守って決定戦以上を確定。旭秀鵬に優勝の可能性がなくなった。大喜鵬は初の負け越しで新入幕を逃す。
 常幸龍も粘るが旭秀鵬が凌いで11勝目。常幸龍4敗で貴ノ岩の優勝が決まった。

◎12勝3敗
 貴ノ岩(東13、初。各段は21年11月の三段目以来2回目)


・幕内(まくのうち)
 勢いよく出ていった琴勇輝を止めて双大竜突き出し。双大竜(東十4)は9勝目で新入幕は?
 旭日松を叩き込み、雅山3勝目を挙げた。旭日松は4勝11敗で出直し。
 良いところもあったが10勝目が遠い宝富士。佐田の富士が寄り切って7勝目、宝富士は結局9勝6敗。
 合わず3回目、翔天狼が一気に押し出して勝ち越し。若の里(東11)4勝11敗で十枚目へ。
 北太樹をまっすぐ寄り切って隠岐の海勝ち越し。
 攻めて行きたい栃乃若を豪風が凌ぐ。寄って行く栃乃若を土俵際豪風が引き落とす。一緒に落ちたが栃乃若の落ちるのが一瞬早かったか。豪風は6勝目、栃乃若は結局8勝7敗。
 手つき不十分でやり直し。もう1回やり直し。3回目も富士東が早い。4回目も合っているとはいい難いが成立。富士東が土俵際で残すが時天空が寄り切り10勝目。
 嘉風変化で7勝目。玉飛鳥(西16)は4勝11敗で出直し。
 大道が出るところを阿覧が叩き込んで7勝目。
 臥牙丸を一方的に押し出して玉鷲勝ち越し。
 舛ノ山を寄り倒し、魁聖6勝目。

 豊ノ島を一気に押し出して豊響5勝目。豊ノ島(東2)は6勝9敗。
 当たってから妙義龍を引き落とし、千代大龍10勝は上出来。妙義龍は負け越して殊勲賞を逃す。
 重い突きの碧山を土俵を丸く使って残す安美錦が「引っ掛け」で倒して、9勝目。これで技能賞がないなんて。

 安倍総理大臣が入場して歓声。赤ちゃんをだっこして幸運をおすそ分け?

 旭天鵬を速攻で押し出し、松鳳山4勝目。
 栃煌山突っ掛け。2回目は合わずに立てない。3回目、栃煌山が叩いて叩き込み勝ち越し。安は12勝3敗で敢闘賞。
 大関復帰は消えたが勝ち越しの望みはある把瑠都。勢を寄り倒したが把瑠都も早く落ちたので団扇は勢に。協議の結果は同体取り直し。把瑠都が寄って行くと勢の足が出た。何とか勝ち越して、把瑠都は大関復活権場所を土俵下の朝日山審判長以来2例目の「大関復活は成らなかったが勝ち越し」を達成。
 まだ勝ち越してない豪栄道。懸命に残す栃ノ心を懸命に寄り倒して千秋楽に勝ち越し。

 今場所はまあまあ揃ってる「三役揃い踏み」。

 勝ち越しを懸ける大関と勝ち越してる大関の対戦。こういう場合、負けた方を陥落させる制度があっても良いと思う展開。鶴竜を寄り切って、琴奨菊勝ち越しは当然か。
 稀勢の里を下して琴欧洲10勝目。稀勢の里は東大関は守ったが、優勝には遠く及ばず…。

 白鵬を差して寄り切り日馬富士は15戦全勝で完全優勝。すべてが完敗の白鵬は心配である。

◎15戦全勝
 日馬富士(横綱、24年9月以来5回目)

・殊勲賞
 該当者なし(2場所連続49回目)

・敢闘賞
 安(前7、初)

・技能賞
 該当者なし(23年7月以来56回目)

・雷電賞=関脇以下の最優秀力士を勝手に顕彰
 安(前7、初)


 関脇は東西ともに勝ち越したので異動なし。小結は栃煌山が勝ち越して据え置き、もう一人は安美錦が復帰か。

 幕内から十枚目へ陥落候補は、豊真将・若の里・旭日松・琴勇輝・雅山・玉飛鳥の6人。十枚目から幕内へ昇進候補は常幸龍・千代の国・磋牙司の3人。上がる方が少ないので、双大竜と大岩戸に新入幕の可能性。若の里は残留か?

 十枚目から幕下へ陥落候補は高見盛・琴禮・城ノ龍の3人。幕下から十枚目へ昇進候補は鬼嵐・千昇・北磻磨・栃飛龍の4人。北磻磨は見送りか?


 今場所もありがとうございました。

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 夜になって高見盛は引退を届けて「振分」を襲名した。
 場所後に中村親方・武蔵川親方と放駒親方が停年になるが、大島親方が武蔵川を継いで独立の見込み。部屋の新設は要件厳格化後初となる。


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