銀河後悔日誌、つぶやき

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政権交代

2008-10-26 22:26:36 | 常用平易な日々
 大河ドラマ『篤姫』は、「嫁の決心」。「嫁」というのは、前回夫・家茂を亡くした和宮を指す。

 いよいよ慶喜が将軍へ。本来は家茂の遺言である、田安徳川家の亀之助が就任すべきだが、幼少な上に情勢も情勢で、幕府再建の期待を担っての就任となったようだ。

 さて、和宮にとっては、家茂の死は多いな痛手で、しばらくして、漸く髪を下ろす。ただし、京へ帰るのではなく、“母”(天璋院)とともに江戸城に残る決意。この後、“振った”有栖川宮を“頭”とする官軍が襲って、結局は城から追われることになるが、これはもう少し先のお話。
 和宮にとっては兄に当たる、帝(孝明天皇)が崩御。和宮にとっては、二重の苦しみとなってしまった。


 天璋院にとっては、将軍交代によって、新たに慶喜の妻を大奥に迎えることになるわけだが、異例ながら、大奥には来ない。いや、慶喜自身、江戸城にはやって来ない。

 その慶喜、いよいよ将軍に就任したわけだが、早速豪腕振りを発揮。列侯会議に参加するものの、将軍に権力が集中する以上、いくら諸侯と話し合ったところで、慶喜が首を縦に振らなければ、諸侯の意見は反映されない。当然ながら、慶喜(将軍)を廃し、新たな政府を作る動きが活発化する。


 このあたりの動きはなかなか分かりにくく、ややこしい面があるが、それはそれとして、最後まで楽しんで観て行きたい。


 ちなみに、家茂の享年は「二十一」と冒頭に出ていた。数え年で、満年齢では20歳。やはり、最期は「まだ“にじゅういち”ぞ…」と言っていたのだろうが、紛らわしいことこの上ない。

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