京都には過去は毎年3~5回来ていたが、今回は珍しく一年ぶりになる。 理由は、お寺めぐりも120ほどを訪れると、もはや新鮮味がなく、要は”行き先がない”状態なのであった。 しかし、今回は友から、”京都の紅葉を全部撮る”という、目的を与えてくれたので、訪れることができたのである。
京都はどこよりも、圧倒的に好きな土地であることを、再認識したのであった。それで、どこに行くかを決めるにあたり、多くの人が紅葉の名所とする場所をピックアップし、その中で私がまだ訪れたことのない寺社を中心とした表を作った。 その表はこちら。
その中で、未訪問の寺社が多く集まる、大原野方面を今回の訪ね先としたのであった。 その最初は「大原野神社」であったが、道路を挟んでその正面にあるお寺に入ることにした。
「正法寺(しょうぼうじ)」 真言宗 東寺派 法寿山
西京区大原野南春日町1102 境内自由
寺のホームページより・・・
奈良唐招提寺を創建した鑑真和上の高弟、智威大徳 が隠世したのが始まりで、天平勝宝年間 の創建です。後に弘仁年間の時、弘法大師巡錫され四十二歳の厄除けのため、 聖観音を彫刻されました。
長岡京の氏神「大原野神社」の向いに当寺 はあり、応仁の戦火て焼失しましたが、 元和元年(大阪城落城の年)、恵雲・微円の 両律師により再興され、西山のお大師さまとして古くから親しまれてきました。
お寺の敷地か否かわからないが・・・
知らない土地を訪問するにあたり、今やカーナビはなくてはならないものになっている。電話番号(無ければ所番地)さえ入力すれば、どんなややこしい道でもちゃんと連れて行ってくれる。本当に便利なものだ。だが、その便利さにかまけて、安心しきっていると、とんでもないことになる。
今回の京都訪問もいつもの通り、パソコン上で地図と首っ引きで、尋ねるルートを作り、所要時間を計算し、休憩や食事の時間も配慮した、具体的な計画を作る。 若くはないので、体力も考慮し予定には十分な余裕を持たせると同時に、時間の余裕ができた場合のために追加の行き先も考えておく。
今回は、名神道の「大山崎JC」から、部分開通の京都縦貫道に入り、「大原野IC」で降りる計画にしていた。カーナビには、行き先を計画の順番通りに電話番号を入力するだけで、最も合理的なルートを選定してくれるし、今回は極めて単純であったから、カーナビを信頼しきっていた。
所がである。走っていると、カーナビは「大山崎IC」で降りろという。このカ-ナビは最近変なことを言うので、放置して、「大山崎JC」に着くのを待った。やがて、「大山崎出口」の標識が見えたので、そろそろJCかと心の準備をしたが、いつになっても「大山崎JC」は現れない。
その時点になって、初めてカーナビに搭載の地図が、購入の4年前から更新してないために、京都縦貫道がまだ開通していないので、表示が出ないのであった。「大山崎出口」通過から間もないが、高速道は逆戻りができない。止む無く走ったら、「茨木IC]でようやくUターンができた。
この場合は正しい指示ではなかったが、「大山崎出口」にはいれば、偶然ではあるが、京都縦貫道に行けたが、”このボケめが!”と、我がボケを棚に上げ従わなかったのが、間違いであった。おかげで、高速道路料金とガソリン代と何よりも貴重な時間を無駄にしてしまった。
実は、四国を車で走った時に、”地図の古さ”を再認識させられたので、パナソニックから新発売の「ポータブルカーナビ」を発注しているが、今回の京都行きに間に合わなかったのであった。 新製品なので、配送が間に合わなくて、待たされているのである。
京都の紅葉探索、京都は紅葉が本当に美しいです。名所もたくさんありますし。しかし、私達は再建家屋のことで頭がいっぱいで、足助の紅葉見物にさえ出かけていません。行き先不明の場合「カーナビ」は非常に頼りになりますが、頼り切ると時々余計な回り道などに誘導されますね。
カーナビは大変に便利なもので、今や無しでは何処のも行けないくらいになりつつあります。 それだけに地図の更新と、事前の道路、道順の確認は絶対に欠かすことができないと思います。 ・・・となれば、結局最新の地図を見て、道順を決めておくという、従来通りの計画性は必要と言うことになりますがね・・・・!。