最近、持病の「片頭痛」が2日続きました。
めずらしい事です。
私の常備薬「イブクイック」に助けられています。
だいたいは、日曜の午後にしか起こりませんが、寒さのせいでしょうか?
南国育ちにとっては厳しい寒さです。
・・・・でも負けない!、も~んだ。
変形性股関節症(Osteoarthritis of the Hip Joint)の正体は股関節炎です。
私も長い間osteoarthritis (アースライティス)、略して「O.A」、という言葉を「O.A=変形性関節症」と無意識に理解していました。
病院勤務時はそれが一般的でしたからね。
股関節の診察の基本に、“スカルパ三角の圧痛を調べる”という検査法があります。
このブログでは、皆さんが簡単に判断できるように「股関節痛がある時は、まずソケイ部に熱感が無いかどうか調べて下さい。」と書いてきましたが、これはスカルパ三角を自己触診している事になります。
人体の奥深くに存在する股関節関節包の炎症が、皮膚の表面でもわかるようでしたら、それは「強い炎症」を意味しています。
強い炎症では、筋トレは厳禁、生活を最低限抑え、ソケイ部だけでも冷やすべきです。
足首をギクッ!と捻挫した後の状態に似ています。
私がこの記事で「股関節の炎症」と表現している事は、人体の奥深くに存在する股関節関節包の炎症が皮膚の表面に現れるほど強くは無いけれど、確かに炎症が存在する状態を指しています。
この炎症は骨や軟骨ではなく、関節包に起こります。
股関節関節包に炎症が起こると、股関節痛が出ます。
この股関節痛は炎症性の股関節痛になります。
股関節を捻挫した時や、股関節の手術の直後にも股関節の炎症は起きますね。
下の図の赤い線は股関節関節包内炎症の経過のイメージです。
炎症は徐々に、もしくは急激に強くなります。
この頃はいかにも“進行性“にみえます。
しかし、炎症のピークを過ぎると、徐々に炎症の程度は弱まって行きます。
なぜ弱まって行くのか?
それは、人体内に炎症を抑えるホルモン(ステロイドホルモン)が存在するからです。
このような理由で、私はこの病気が進行性ではないと書いているのです。
股関節の炎症と連動する炎症性の股関節痛の経過を表したのが上図のオレンジラインです。
この種の股関節痛は、炎症がピークに達するまでは痛みがなかなか改善されません。
しかし、ある日を境に痛みは徐々に改善して行きます。
そして、炎症がほぼなくなった時、痛みを感じる事が少なく意外と無理がきく身体になるのです。
この時を私は“安定期“と呼んでいますが、実はこの安定期はいわゆる“末期“とは一致しません。
比較的軟骨が保たれたまま安定期を迎える方もいるのです。
筋肉は炎症の影響を強く受けます。
従って、炎症が強い時は筋肉も強く短縮して硬くなります。
この硬さたるや半端ない硬さです。
そして、なかなか押せないほど痛みを強く感じます。
この股関節の炎症が強い時期に短縮して硬くなった筋肉を放置していると、股関節の動きが悪くなり、痛みがどんどん強くなります。
この時期の深圧は、坂道を転げるように悪化して行く患者さんの股関節を守って、悪化を最小限に止める事なのです。
この時期の患者さんは、深圧に効果を感じないかもしれません。
特に「効果の持続」は感じにくいと思います。
ところが、或る時を境に効果が実感できるようになってきます。
このある時というのが、「炎症のピーク」を過ぎた時期になります。
今までこのブログでは、股関節痛は
1、股関節の炎症性の痛み
2、筋肉の病気(筋・筋膜症候群)による阻血性の痛み
だと説明してきました。
軟骨が減るから痛いのではありません。
股関節の骨と骨が当たるから痛いのではありません。
軟骨が減ったり、骨と骨が当たっていても痛みの無い方はいます。
一方、股関節痛があって病院へ行くと「骨や軟骨には異常がありません。」と言われる方もいます。
この方々が証拠です。
ところが、病院に勤務していた頃には、このような患者さんにお会いする機会が全くなかったので、気づくのが遅くなりました。
股関節の炎症性の痛みは骨や軟骨から出ているのではなく、関節の袋(関節包)から出ていて、これは炎症の程度と連動(比例)します。
では、もう一方の筋肉の病気による阻血性の痛みも炎症の程度と連動するのでしょうか?
ところがどっこい、すっとこどっこいなのです。
筋肉の痛みの変化はある時期から暴走してしまう事があるのです。
次回は、筋肉の病気による股関節痛の説明をします。
しかし、さむいですね。
寒さに弱い私はやや身体の調子を落としています。
そんな時は、心の調子も落ちるものです。
よく温めて元気に年末を迎えようではないか!・・・・「オーッ」って言いながらお楽しみください。
群馬だけでなく、栃木、長野、新潟、埼玉の方もお待ちしています!
■高崎・加藤先生のホームページ
関西の方、お待ちしています!
■松本深圧院新大阪のホームページです!
北陸方面、東海方面の方、お待ちしています!
■名古屋・早川先生のホームページ
もちろん、銀座でも皆様を待ちしています!
■銀座店のホームページです!
松本深圧院グループの顔です。
■松本深圧院グループのホームページです。
変形性股関節症を怖がらないでね
めずらしい事です。
私の常備薬「イブクイック」に助けられています。
だいたいは、日曜の午後にしか起こりませんが、寒さのせいでしょうか?
南国育ちにとっては厳しい寒さです。
・・・・でも負けない!、も~んだ。
変形性股関節症(Osteoarthritis of the Hip Joint)の正体は股関節炎です。
私も長い間osteoarthritis (アースライティス)、略して「O.A」、という言葉を「O.A=変形性関節症」と無意識に理解していました。
病院勤務時はそれが一般的でしたからね。
股関節の診察の基本に、“スカルパ三角の圧痛を調べる”という検査法があります。
このブログでは、皆さんが簡単に判断できるように「股関節痛がある時は、まずソケイ部に熱感が無いかどうか調べて下さい。」と書いてきましたが、これはスカルパ三角を自己触診している事になります。
人体の奥深くに存在する股関節関節包の炎症が、皮膚の表面でもわかるようでしたら、それは「強い炎症」を意味しています。
強い炎症では、筋トレは厳禁、生活を最低限抑え、ソケイ部だけでも冷やすべきです。
足首をギクッ!と捻挫した後の状態に似ています。
私がこの記事で「股関節の炎症」と表現している事は、人体の奥深くに存在する股関節関節包の炎症が皮膚の表面に現れるほど強くは無いけれど、確かに炎症が存在する状態を指しています。
この炎症は骨や軟骨ではなく、関節包に起こります。
股関節関節包に炎症が起こると、股関節痛が出ます。
この股関節痛は炎症性の股関節痛になります。
股関節を捻挫した時や、股関節の手術の直後にも股関節の炎症は起きますね。
下の図の赤い線は股関節関節包内炎症の経過のイメージです。
炎症は徐々に、もしくは急激に強くなります。
この頃はいかにも“進行性“にみえます。
しかし、炎症のピークを過ぎると、徐々に炎症の程度は弱まって行きます。
なぜ弱まって行くのか?
それは、人体内に炎症を抑えるホルモン(ステロイドホルモン)が存在するからです。
このような理由で、私はこの病気が進行性ではないと書いているのです。
股関節の炎症と連動する炎症性の股関節痛の経過を表したのが上図のオレンジラインです。
この種の股関節痛は、炎症がピークに達するまでは痛みがなかなか改善されません。
しかし、ある日を境に痛みは徐々に改善して行きます。
そして、炎症がほぼなくなった時、痛みを感じる事が少なく意外と無理がきく身体になるのです。
この時を私は“安定期“と呼んでいますが、実はこの安定期はいわゆる“末期“とは一致しません。
比較的軟骨が保たれたまま安定期を迎える方もいるのです。
筋肉は炎症の影響を強く受けます。
従って、炎症が強い時は筋肉も強く短縮して硬くなります。
この硬さたるや半端ない硬さです。
そして、なかなか押せないほど痛みを強く感じます。
この股関節の炎症が強い時期に短縮して硬くなった筋肉を放置していると、股関節の動きが悪くなり、痛みがどんどん強くなります。
この時期の深圧は、坂道を転げるように悪化して行く患者さんの股関節を守って、悪化を最小限に止める事なのです。
この時期の患者さんは、深圧に効果を感じないかもしれません。
特に「効果の持続」は感じにくいと思います。
ところが、或る時を境に効果が実感できるようになってきます。
このある時というのが、「炎症のピーク」を過ぎた時期になります。
今までこのブログでは、股関節痛は
1、股関節の炎症性の痛み
2、筋肉の病気(筋・筋膜症候群)による阻血性の痛み
だと説明してきました。
軟骨が減るから痛いのではありません。
股関節の骨と骨が当たるから痛いのではありません。
軟骨が減ったり、骨と骨が当たっていても痛みの無い方はいます。
一方、股関節痛があって病院へ行くと「骨や軟骨には異常がありません。」と言われる方もいます。
この方々が証拠です。
ところが、病院に勤務していた頃には、このような患者さんにお会いする機会が全くなかったので、気づくのが遅くなりました。
股関節の炎症性の痛みは骨や軟骨から出ているのではなく、関節の袋(関節包)から出ていて、これは炎症の程度と連動(比例)します。
では、もう一方の筋肉の病気による阻血性の痛みも炎症の程度と連動するのでしょうか?
ところがどっこい、すっとこどっこいなのです。
筋肉の痛みの変化はある時期から暴走してしまう事があるのです。
次回は、筋肉の病気による股関節痛の説明をします。
しかし、さむいですね。
寒さに弱い私はやや身体の調子を落としています。
そんな時は、心の調子も落ちるものです。
よく温めて元気に年末を迎えようではないか!・・・・「オーッ」って言いながらお楽しみください。
群馬だけでなく、栃木、長野、新潟、埼玉の方もお待ちしています!
■高崎・加藤先生のホームページ
関西の方、お待ちしています!
■松本深圧院新大阪のホームページです!
北陸方面、東海方面の方、お待ちしています!
■名古屋・早川先生のホームページ
もちろん、銀座でも皆様を待ちしています!
■銀座店のホームページです!
松本深圧院グループの顔です。
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変形性股関節症を怖がらないでね
その後痛みはの具合はどうですか?
何か思い当たる原因はありましたか?
単純に筋肉が原因であればどんどん良くなると思います。
また不安が生じることがありましたらどんどんコメントしてください。
10m潜水は絶対にできます。
私も今年は沖縄で10m潜水をめざします。
もうノルディックの先生に慣れそうですね。
いろいろ教えてください。
今度大阪で会えるのも楽しみです。
それで股関節痛とインナーマッスルの関係をネットで検索し、このブログに出会いました。
記事を読んで、自分の状態がより理解できましたし、変形性股関節症に進行していくんじゃないか、歩けなくなるんじゃないかという不安が和らぎました。
ありがとうございました。
昨日タヒチから帰りました。
足は絶好調だったのに軽い風邪をひいてしまい海には1回しか入れませんでした。でもその1回のシュノーケルで簡単にひょいと3メートルほど潜れ、痛みも違和感もありませんでした。
ノルディックポールを使い始めて3か月ほど経ちますが、私にはすごく合っているようで、筋肉がついてきているようです。
バス観光での乗り降りや、じっと立って説明を聞くのもポールがあるので楽にこなせました。
ポール様様です。
それよりここまで治してくださり、ポールを提案してくださった松本先生に感謝です。
5年前の筋肉の炎症の痛みは本当に辛かったし、骨しか見ない整形外科の医師にモルモットのように扱われ、落ち込んでいたのがウソみたいです。
しかし、あの頃の深圧治療は痛かったなぁ。
ところで、タヒチはすばらしい景色で、人々も陽気で親切で、海もきれいでした。
いつかもう一度行って、いっぱい泳ぎまくります。その時は私の最高記録の10メートル潜水を目指します。
きっとできるよね、松本先生?
偏頭痛は治られましたか?
マルルー(ありがとう)
ナナー(さようなら)