股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

こんなことも・・・あるんだね~。

2007-03-01 01:08:33 | 痛みのこと
最近の患者さん。
股関節が悪いことは確かだけど、病院では手術するほどでもないと言われたとのこと。

最初に歩いてもらったときに一番気になったのは“偏平足”。

両脚のももから下の外側が痛がる。

初回の施術では、確かに股関節周辺は異常なほど過敏に痛みを感じていた。
なかなか押せなかった。
何回か施術してもその過敏性は改善しなかった。

このようなケースの場合、施術プログラムを考え直す必要がある。

ある日から“扁平足”に対する施術を加えてみた。
この日から症状がかなり改善されてきている。

その患者さんが見つけてきたここで、靴の中敷を作った。
患者さんには私からの注文を書いた紙を持って行ってもらい、店の方に見せてもらった。
そして、靴ができた。
筋肉の過敏性は改善している。
まだ少し症状が残るが、これが股関節からの症状でしょう。
近いうちに痛みの問題は解決しそうです。
こんなこともあるんですねぇ。

変形性股関節症患者さんには、外反母趾や偏平足が多いように思います。
結構、股関節からだけでなく、足の変形からも痛みが出ている方が多いかも知れませんね。

みなさんも、靴や中敷の工夫を真剣に考えても良いかもしれません。
私の足は原始人に近いようで、足の指でじゃんけんができるし、大昔は足の指でテレビのチャンネルを楽に切り替えることができた。
決して自慢しているわけではないが、そんな高機能な足なので、全く扁平足も外反母趾もないが、その患者さんの靴の中敷の感想を聞いていると、ちゃんとした靴を作りたくなった。

靴ってだいじなんですね。

良い勉強になりました。


変形性股関節症を怖がらないでね