股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

『治る』って? 2

2007-03-13 09:56:22 | 診療のこと
私には、30年以上前からの脳腫瘍と40年以上前からの腰の変形があります。
この二つは、解剖学的な正常に戻ることはありません。
これは“治らない”と言えるかも知れません。

しかし、私の中では、症状が出ないことが重要です。
脳腫瘍の症状は意識消失と痙攣です。
腰の症状は腰の痛みです。
これらの症状が出ないようにコントロールすることが重要です。

脳腫瘍なんか、一時は意識消失と痙攣が出たもんで、車の運転をしてはいけない!夜遊びをしてはいけない!ストレスをためてはいけない!なんて言われていました。
今では車は運転するし、ストレスも少しは溜めています。
先生の言いつけを守って、夜遊びだけは一切していません!・・・まじめですから。
腰には疲労(肉体的ストレス)がたまらないように気をつけながら無理をしています。

私の人生は、病気のことでびくびくして制限された人生を生きることよりも、もっとやらなければならないことがたくさんある様に思います。
私は、どんな目的を持って生まれてきたのか・・・。

人間は死ぬために生まれてきて、目的なんて無いんだよ・・・という方もいます。
私は、目的を持って生まれてきたと考えます。
その目的を達成しようとする過程でいろんな苦労ををして、勉強をして、魂のレベルを向上させてからあの世に帰りたいと思っています。
(私はこてこてのクリスチャンの家に生まれました。ママとばあやは“マリア”、じいやなんか“フランシス”なんですから。しかし、私は無宗教です。)

話がそれましたが、私にとって脳腫瘍や腰の変形なんてちっぽけなことなんです。症状を出さないようにだけコントロールしていきたいです。

皆さんも、股関節の異常とは長い付き合いでしょう。
これも解剖学的な正常には戻りません。
この病気についてどのように考えるか、また、人生をどのように生きるのか・・・ということが重要ではないでしょうか?


考え方で人生は変わる!


変形性股関節症を怖がらないでね