股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

2人で泣きました・・・

2007-03-02 00:06:36 | 施術のこと
最近の患者さん。
外国の某航空会社のCAさん。古い言葉ではスッチーさん。
CAさんといえば、長時間の激務ですね。

脚の痛みのために勤務ができない状態のようでした。
最初に来られた時に、腸腰筋が痛むようでしたので、腸腰筋にポイントを絞って施術していた。
しかし、フライト時の痛みに変化が・・・なかった。

2月に久しぶりに長時間のフライトがあるので、本人も途中で動けなくなり、勤務に支障が出ることを心配していた。
そのフライト前に施術をした。

お尻の横を押しているとき、『僕が犯人だよ!僕は小殿筋だよ!』と感じた。
小殿筋を集中的に押した。
終わったときに患者さんにも私にもいい感じがあった。
『小殿筋だけで痛みがコントロールできるかもしれませんね。』と伝えて施術を終えた。
もちろん得意のフランス語で。

先日10時間以上のフライトを終えてその患者さんが来た。
顔はいつもより笑っていた。

『先生、痛み無くフライトできたよ!階段もほいほい上れるようになった!』
その瞬間に・・・2人で泣いていた。こっそり。
うれしかった。

まだ油断はできないが、おそらく小殿筋だけでペイン・コントロールはできそうです。

1本の筋肉だけで痛みをコントロールできるケースは多々ある。
原因筋を特定することは難しいが、劇的な変化が出たときの快感はたまらないものです。

その人の人生が変わるのです。


変形性股関節症を怖がらないでね



良い週末を