股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

凄くうれしかった!

2006-08-29 18:12:59 | 施術のこと
今日の患者さんの一言「手術したらこれくらい歩けるだろうな・・・と想像していたくらい歩けるようになりました。」

この患者さんに初めてお会いしたのが、今年の4月1日でした。
この頃は左脚に体重がほとんどかけられていなくて、右手に杖、左手に旅行バッグ(支えられる)を持って見えました。体の前傾が印象的でした。

左右の股関節の屈曲拘縮が強く、脚を伸ばして寝ることはできませんでした。
杖に頼りすぎているために、右手の痛みも訴えていました。

「先生、今日で19回通った。」そうです、5ヶ月の間に19回通っていただきました。
いまでは杖無しで数歩歩けるようになり、杖歩行での歩行スピードがかなり速くなりました。
レントゲンでは絶対できなさそうな左脚での片脚立ちも少しできるようになってきています。もちろん右手の痛みはありません。

両股関節の屈曲拘縮もほとんどなくなり、脚を伸ばして寝ることもできるようになりました。
左脚がかなり使えてきましたので、左脚はまだまだ筋力が強くなるでしょう。
もしかしたら杖もはずせるかもしれません。
しかも体重が減ってきているのです。
活動量が増えたこともあるのですが、股関節を中心とした循環の改善がみられている事も大きな要因だと考えています。(むくみが取れた)

「手術したらこれくらい歩けるだろうな・・・と想像していたくらい歩けるようになりました。」、手術をしようと考えていた頃に想像していたくらいまでなったのです。

実はこの患者さんは手術してないんです。

この言葉を聞いて凄くうれしかったこともあるのですが、この患者さんの過去の歴史を聞いて、つらい時期が長かったね・・・という思いでもすごくうれしかったのだ。


変形性股関節症を怖がらないでね