股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

1.5cm

2006-08-07 19:45:43 | 施術のこと
今日の患者さん、4ヶ月前に比べて1.5cmももが太くなっていました。
良いほうの脚と比べて、以前は2cmの差があったが、0.5cmに縮まっていた。
うれしかった。

悪い方のトレーニングをしたわけではない。
むしろ初期にはトレーニングを中止させた。

彼女は復職に向けての回復が順調ではなかった。
焦っていたと思う。苦しかったと思う。
悪い方のももの筋肉に異常があったので、トレーニングというか脚に体重をかけることが十分できていなかった。
そのももの筋肉の異常を取った。
そして、その脚に体重がかけられるようになっていった。
松葉杖がT字杖に代えられた。
片脚立ちのトレーニングは少ししたみたいだった。

悪い方の脚に体重がかけられるようになってほぼ3ヶ月、彼女の脚は1.5cm太くなっていた。
この1.5cmは、悪い方の脚に体重をかけることの重要性、悪い方の脚を体重のかけられる脚にしてあげることの重要性を物語っていた。

実は、悪い方といってもRAO術後。
RAO手術から約1年、彼女は完全に軌道に乗った。
今後も多少の波はあるかも知れないが、あと5mmはもう焦る必要がない。
階段がしっかり昇れるようにさえなれば、全てが解決するでしょう。
あと少し。
あとは時間が解決してくれます。

すごくうれしかった。


変形性股関節症を怖がらないでね