股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

トリガーポイント ①

2006-08-24 17:57:35 | 痛みのこと
お知らせ
 ○10月20日と21日、札幌市で施術を行います。
  お近くの方で希望される方はご連絡くださ~い。
  matsumoto@spacare.co.jpまで。

私が患者さんの筋肉を押していると「いた~い!」という場所があります。
少しとなりを押すと痛くないのに・・・。
この「いた~い!」場所をトリガーポイントといいます。
トリガーとは拳銃の「引き金」という意味ですので、「引き金点」と直訳できます。
日本語では、発痛点(はっつうてん)といいます。
正常な筋肉にはありませんので、正常な筋肉を強く押しても痛くありません。
病気の筋肉(筋・筋膜症候群)に現れる現象です。
発痛点は、東洋医学では「ツボ」と呼ばれる部分と一致すると思います。
私の療法は、東洋医学ではありません、したがってツボには詳しくないのだ。

トリガーポイントの特徴は、①圧痛 ②関連痛 ③筋硬結です。

簡単に言うと・・・・



トリガーポイントの特徴

①圧痛: 押されると痛いと言うこと。正常な筋肉は押されても痛くないのです。
②関連痛: 痛みが他の場所に広がると言うこと。例えばお尻を押した時などに『脚にひびきます』と患者さんは言います。正常な筋肉は“ひびく”ことは無いのです。例えば、小殿筋が病気になるとお尻の横が痛いのですが、その痛みはももから膝下の外側に広がるのです。
③筋硬結: “しこり”とか“こり”のことです。 筋肉を触るとコリコリした硬さを感じます。


このようなトリガーポイントを押してほぐしてあげると、痛みが和らぐのです。
では、トリガーポイントを押したら、なぜ痛みが和らぐのでしょうか・・・?

つづく


変形性股関節症を怖がらないでね