今夜の飛行機で鹿児島に行きマッスル!
鹿児島、宮崎、熊本、福岡の皆さん、よろしくお願い致します。

人がは歩くとき、右手を出すと同時に左脚を出します。
ですから、左脚をかばう時は杖を右に持ちます。
右脚をかばう時は、杖は左に持ちます。
これが原則になります。
杖には杖(Cane)と松葉杖(Crutch)があります。
杖を握る部分(握り手)よりも上に様々な部品が付いている杖は松葉杖(Crutch)に分類されます。
松葉杖
というとこういうタイプを想像しますが、、
このようなタイプも松葉杖に分類されるということです。
一般的に
T字杖と呼ばれている杖は、握り手よりも上に何の部品もないので杖(Cane)になるわけです。
杖より松葉杖の方がより脚をかばうことができます。
杖を使う時の原則は、杖で脚をかばい過ぎないことです。
つまり適切な杖を使う事が重要です。
かなり脚に体重をかけられない、もしくはかなり脚に体重をかけてはいけない時には一般的な松葉杖を使います。
それよりも少し体重がかけられるようになると、ロフストランド杖のような松葉杖を使います。
かなり体重がかけられる場合は、T字杖を使います。
自分の体の状態にあった杖を選び、脚をかばい過ぎないことを考えて下さい。
脚をかばい過ぎないための、もう一つのポイントは杖にかける負担の強弱を考えることです。
脚にかなり体重がかけられる場合は、杖を持って歩いている感覚で、杖にほとんど体重をかけないで歩きます。
このような方は、杖は要らないんじゃないかということも検討してもいいレベルです。
手が痛くなるくらいT字杖に頼っている人の場合は、もっと支え力の強いロフストランド杖の検討をしても良いかもしれません。
杖をつくことには、かばった方の脚の筋力を低下させるという欠点があることを頭に置いて下さい。
私は、脚に体重をかけても痛くない人が、股関節の骨を守る目的だけで杖をつくことには賛成できません。
杖がないと痛い、杖がないとバランスが悪い、杖がないと不安、杖がないと身体が強く揺れる、という場合は杖を使うことは良いことだと考えています。
杖をつき始めた途端にかばった方の脚の骨と筋肉が細くなるという事実だけは忘れないでください。
変形性股関節症は、筋肉がやせる(筋力低下する)病気ではありません。
かばうから筋力が低下するだけです。
かばっている原因を解決することが、筋力低下を防ぐ最善の方法です。
そして、原因が取り除かれて、脚をかばわなくなることが最善の筋力強化法です。
何気なく使っている杖。
上手に使って頂きたいと思います。
レッツ、トライ!
レッツ、スタディ!
レッツゴ―ヤング!
石川ひとみの・・・・・・いや~ん。
変形性股関節症を怖がらないでね